AIベンチャーの未公開株を購入できる「転売プラットフォーム」に熱視線。IPO直前の最有望5社

xAI 未公開株

かつて未公開株への投資はひと握りの大口投資家や富裕層などに限られていたが、状況に変化が訪れようとしている。

SOPA Images, SOPA Images Limited/Alamy

過去12カ月間で208.5%の株価上昇(6月11日終値)を記録したエヌビディア(Nvidia)を筆頭に、AIブームが過熱する中、投資家は二匹目、三匹目のどじょうを探し出そうと血眼になっている。

しかし、グロース(成長)株への投資は企業の成長性や将来性に期待して資金を投じることであり、より高いリスクが伴う。

そうした不確実性を厭(いと)わない投資家の中にはもう一歩踏み込んで、証券取引所に上場する前のAIスタートアップに資金を投じる者もいる。いわゆる「プレIPO(新規株式公開)」投資がそれに当たる。

これまでプレIPOを主戦場にしてきたのはベンチャーキャピタリストたちだ。創業から日の浅い将来有望な企業を探し出し、リスクマネーを提供する対価として株式を取得、IPOにたどり着いたら株式を売却して値上がり益を得て、また次の企業に投資するという具合だ。

この投資戦略はリスクが高く、そもそも誰にでもできることではない。短期的に大きなリターンを得られるわけでもない。

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