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- Yコンビネーターの共同創設者であるポール・グレアムは、大企業ではなくスタートアップで働く��きだと語った。
- たとえ失敗したとしても、将来の創業者たちに囲まれることになるからだとグレアムは話している。
- 大企業か、スタートアップか、というこの2つのキャリアルートは、金銭面、精神面、上昇志向の面でしばしば議論されているものだ。
著名な起業家であり、Yコンビネーター(Y Combinator)の共同創業者であるポール・グレアム(Paul Graham)は、大企業よりもスタートアップで働く方が賢明だと話している。たとえ失敗する可能性が高いとしてもだ。
大企業で働く方が、「安全」かもしれないが、スタートアップの仲間とのつながりは将来の成功の糸口になる、とこの投資家はXに投稿している。
「10年後には、彼らがすべてを動かしているだろう」とグレアムはスターチアップで働く人たちについて書いている。
スタートアップ企業への投資を行うYコンビネーターの共同創立者として、グレアムの立場はそれほど驚くべきものではないが、この2つのキャリアのルートについてはしばしば熱い議論が交わされている。給与の面では、巨大テック企業の手厚い給与と、将来的に利益の上がる可能性のあるスタートアップのストックオプションの間にはトレードオフの関係がある。
また、スタートアップ企業で働く独特のプレッシャーは、メンタルヘルス上の問題につながる可能性があり、会社勤めの方がワーク・ライフ・バランスが取れることが多いと指摘する人もいる。スタートアップ企業では長時間労働が常態化しており、業種や役職にもよるが、長時間労働は生活の一部になっている。
それでも、グレアムのアドバイスはXのユーザーの共感を得た。「そこへ飛び込んで未来を築く意欲のある人が必要であり、スタートアップは本質的にそのような人を選ぶ」と書いている人もいる。
また、大企業で仕事をしたことが、最終的なスタートアップへの道のりに役立ったと主張する人もいる。
「私はプロフェッショナリズムと謙虚さを学び、素晴らしいメンター指導者たちに囲まれていた」
ChatGPTで作成された可能性のある売り込みメールに関する彼の個人的な指標や、リモートワークに対する考え方の変化など、グレアムはXでキャリアに関するアドバイスなどの意見をすることが多い。
グレアムにコメントを求めたが回答は得られなかった。