自宅のスマート化がもっと身近に、もっと手軽になりそう!

AIやIoT技術を駆使することで、家電の遠隔操作や自動化を実現できるスマートホーム。そんな「自宅のスマート化」に欠かせないのがスマートリモコンです。

今ある家電はそのままに、スマホから家電を操作したり、オートメーションを設定したりすることが可能。また、複数のリモコンをスマホ1つにまとめられるメリットもあります。

そして今回、スマートリモコンの中でも人気の「Nature Remo」シリーズに、新モデル「Nature Remo nano」が登場。シリーズの中でも最も低価格の3980円(税込)と、導入しやすいエントリーモデルです。

注目すべきは、スマートホームの最新規格「Matter」に対応した日本初の製品である点。

Matterとは、スマートホームのための最新IoT共通規格。Matterに対応した異なるメーカーの製品やプラットフォーム間の相互運用を可能にし、セットアップや製品同士の連携がより簡単になります。

たとえば、7月4日に行なわれたNature Remo nanoの発表会では、Google HomeやSiriを介した音声操作のほか、Matterに対応した空気質センサーによるオートメーションなどのデモンストレーションが披露されました。

異なるメーカーの機器連携がしやすくなったり、共通規格への対応でさらにスマートホーム化を促進してくれたり…スマート家電の使い勝手を大幅に後押ししてくれるデバイスと言えそうです。

なお、Nature Remo nanoは従来機に搭載されていた照度/温度センサーを省略した一方で、オートメーションのトリガーの中で利用頻度が最も高い「音声操作」などの機能を残すことで小型化。

Nature Remoシリーズの使い勝手はそのままに、必要な機能だけに絞ることでMatterに対応しながらも低価格を実現したようです。

Nature Remoシリーズ、買うならどれにする?

「Nature Remo」シリーズは、今回発表されたNature Remo nanoを含めると3種類になりました。それぞれ次のような人におすすめとのこと。

Nature Remo nano

音声操作、GPSによるオートメーションに対応。最新通信規格「Matter」対応。

▼こんな人にお���すめ

  • これからスマートホームをはじめたい人
  • Nature Remoシリーズをすでに利用中で、ほかの部屋でも使いたい人
  • Matterの可能性を探りたい人

Nature Remo mini 2

音声操作・GPSに加えて、温度、曜日・時間によるオートメーションに対応。

▼こんな人におすすめ

  • 場所や時間、室温の変化に応じて家電の自動化を行ないたい人
  • エントリーモデルの先に進みたい人

Nature Remo 3

音声操作やGPSのほか、曜日・時間、照度、温度・湿度、人感によるオートメーションすべてに対応。

▼こんな人におすすめ

  • 生活の質を重視する人
  • さまざまな条件で自動操作を行ないたい人

「スマートホームに興味はあったけど、なんとなくわからない」と避けてきてしまった人は、Nature Remo nanoの登場でもっと手軽にはじめられそう。

自宅の面倒ごとを自動化したいなら、手に取ってみて損はなさそうです。

※2023.07.05:記事の内容に誤りがあったため、一部内容を訂正いたしました。

Source: Nature