Economics and Business Administration

経済経営学部

  • 南大沢キャンパス
経済経営学部 キービジュアル

人間の行動、社会・ビジネスの発展の源泉を的確に捉える力を伸ばします

自由に動く人々が社会の目的に向けて役立つよう活動するための最小限のルールとは何か、またそこで自分はどのように行動すべきか。このような問題について経済的価値と時間的価値の観点から考える学問が経済学や経営学です。

皆さんが日常生活で使っている商品やサービスは、企業や政府が生み出しています。それには、原材料となる「モノ」、企画・製造・販売する「ヒト」、活動を支える「カネ」が必要です。経済学・経営学は、これら「ヒト・モノ・カネ」にまつわる人間の行動や社会・ビジネスの発展の源泉を考えます。ロジカルに考える一方で、自由な発想と論理的な思考力を伸ばすことに適しています。今、このような経済学や経営学を理解し組織を動かすリーダーが求められており、その養成に努めています。

経済経営学部の特色

特色1
1
2年次進級時にコースを選択

1年次に広く経済学と経営学の導入科目を学び、2年次進級時に経済学コースか経営学コースを選択します。いずれのコースでも経済学と経営学を共に学ぶことができ、自由な科目の履修が可能です。

特色2
2
少人数教育により徹底した専門教育を実現

2年次に「2年次専門セミナー」を開講、3年次にはほとんどの学生が少人数制の演習(ゼミナール)に参加。各分野の第一線の研究者である教員のもとで知見を深め、4年次に卒業論文をまとめます。

特色3
3
第一線の研究者を擁し大学院と連携した実践教育

大学院では、経営学・経済学・ファイナンスの分野で高度な問題解決能力を身に付けた研究者や専門家を育成。学部および大学院の専任教員として、それぞれの分野の第一線の研究者を擁しています。

教育の方針

アドミッションポリシー

社会が秩序を保ちながら大きく進化・発展していくためには、様々な人々、機関、国家の諸活動を適切に調整することが重要です。その際、2つの調整メカニズムが重要な役割を果たします。ひとつは、自由な意志を持った個人の諸行動を価格の変動を通じて自動的に調整する「市場のメカニズム」、もうひとつは、政策目標を設定し、計画を立案し、それに基づいて社会の様々な利害関係や行動を調整する「組織のメカニズム」です。前者を中心に社会を考察していくのが経済学であり、後者が広い意味での経営学です。これらは、現実により良い社会や組織を構想し実現するための両輪であり、社会や組織で起こりうる様々な問題を解決するための「政策科学」なのです。

経済経営学部では、教養教育と専門性の高い先進的な教育を通じて、社会や組織のリーダーとして、市場と組織という2つのメカニズムを理解し、社会全体を望ましい姿に導く政策立案能力と問題解決能力を涵養します。

【高等学校段階までに修得すべき学力・能力】
  1. 経済学・経営学を学ぶための基礎となる幅広い基礎学力及び論理的思考能力
  2. 主体性をもって多様な人々と協働する態度
  3. 事実や見解などの情報を読み解き、考えをまとめる日本語と外国語の語学力
  4. 数理的な考え方を要する科目の受講に必要な数学の基礎学力と分析能力
  5. 経済社会の歴史的変遷や基本的仕組みについての理解や幅広く深い洞察力
【入学者選抜の基本方針】

経済経営学部では、一般選抜(前期日程一般区分、前期日程数理区分、後期日程)のほか、学校推薦型・総合型等の多様な入学者選抜によって、様々な才能を持った人を選抜します。

  • 一般選抜
    大学入学共通テストにおいては、高等学校の主要教科科目の基礎学力を測るために、国語、地理歴史・公民、数学、理科、外国語、情報(6教科又は7教科)を課します。
    • (1) 前期日程一般区分
      大学入学共通テストによって、1及び3の学力・能力を評価します。個別学力検査においては、英語、国語及び地理歴史又は数学の試験によって、3及び5又は4の学力・能力を評価します。また調査書等によって2の能力を評価します。
    • (2) 前期日程数理区分
      大学入学共通テストによって、1及び3の学力・能力を評価します。個別学力検査においては、英語及び数学の試験によって、4の能力を評価します。特に、数学Ⅲまでの知識が問われ、数理的能力を重視した選抜をします。また調査書等によって2の能力を評価します。
    • (3) 後期日程
      大学入学共通テストによって、1及び3の学力・能力を評価します。個別学力検査においては、小論文によって、1から5のすべての能力を評価します。また調査書等によって2の能力を評価します。
  • 多様な選抜
    様々な才能を持った人を選抜するために、多様な選抜では面接や小論文を重視した選抜をします。特に、社会・時事問題あるいは数学を題材にした、集団討論、口頭試問、又は小論文を課します。
    • (1) 学校推薦型選抜
      ・指定校推薦入試
      本学部が指定する高等学校等との信頼関係に基づいて、本学及び本学部が求める学生像と合致し、かつ高等学校段階までに修得すべき学力・能力を備えた生徒であることについて学校長が推薦する人を対象とした選抜です。出願書類のほか、集団討論及び面接によって、1から5のすべての能力を総合的に評価します。特に、集団討論では2の能力を評価します。
      ・高校特定型特別推薦入試
      本学部が指定した高等学校等を対象とした選抜です。出願書類のほか、小論文、面接(口頭試問を含む。)及び外部英語検定試験のスコアによって、1から5のすべての能力を総合的に評価します。
    • (2) 総合型選抜
      ・グローバル人材育成入試
      経済経営学部のカリキュラムの科目を履修しながら、海外留学を必修とする「国際副専攻」カリキュラムも履修することによって、経済・経営の専門的知識を持った、国際社会で活躍するグローバルリーダーを目指す人を選抜します。外部英語検定試験で所定のスコアを有し、かつ高等学校等で成績優秀な人を対象にして、出願書類のほか、小論文(英語による解答)及び日本語と英語による面接(口頭試問を含む。)によって、1から5のすべての能力を総合的に評価します。特に、国際社会で活躍する意欲と留学に必要な語学力を重視して選抜をします。
      なお、経済経営学部の学校推薦型・総合型選抜では、1及び3の学力・能力を重視する観点から、合格者に対して大学入学共通テストの受験を義務付けています。
    • (3) 特別選抜
      ・私費外国人留学生入試
      日本留学試験、TOEFL iBT又はIELTSのスコアと、小論文及び面接(口頭試問を含む。)によって、1、2、3及び4又は5の能力に優れた人を選抜します。

※試験教科・科目等の詳細については、受験する年度用の「入学者選抜要項」又は「学生募集要項」を参照してください。

求める学生像
  1. 経済・経営に広く関心を抱き、その事象を探り、これらの原理の解明に取り組みたい人
  2. 大学で学んだ知識や思考法を将来の経済・経営に活かし、社会に貢献したい人
  3. ゼミナール・講義の場、その他大学における活動を通して他者と交わり、自己を向上させようとする人