タスク管理アプリに増えている、カンバンボード機能。仕事をステージごとに分割して、管理する方法です。
TodoistやGoogleタスクにも追加され人気を博していますが、もっとも驚く場所といえば、iPhone、iPad、Macの「リマインダー」アプリでしょう。
今回は、Appleリマインダーアプリでカンバンボードを活用する方法をご紹介します。
【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】
- Apple「リマインダー」アプリを仕切れていない人
- タスク管理に最適なアプリを探している人
今日のワークハック:Appleのリマインダーでカンバンボードを使いこなす
Apple流カンバンボードはシンプル
リマインダーアプリのカンバンは、いかにもApple製品らしく簡略化されています。呼び名もカンバンボードではありません。
リマインダーで項目を作成し、複数のセクションを追加したら、あとはカラム表示に切り替えるだけ。
すると突然、カンバンボードが現れるという仕組みです。これで、タスクが縦の列に並んで表示され、視覚的に区別しやすくなります。
Macでカンバンボードを作成する方法
まずは、Macのリマインダーアプリでのやり方をひと通り説明しましょう。このカンバン方式は、Macでこそ真価を発揮できる気がします(iPhoneでも、その便利さに変わりはありませんが)。
1. リストを作成する
Macでリマインダーでリストを追加ボタンをクリックし、新しいリストを作成します。
名前を入力し、絵文字やカラーを選択。リストタイプは標準のままで、OKをクリックします。
これでリストができました。上部にあるツールバーのセクションを追加ボタンをクリックし、セクション名を入力します。
2. タスクを入力する
管理したいタスクを追加していきます。
3. 表示形式を切り替える
つぎに、メニューバーで表示>カラムと進みます。
すると、リストが一瞬でカンバンボードに切り替わります。あとはいつものように、タスクを加えていけばいいだけです(納期やメモ、画像、ファイルを追加できます)。ドラッグ&ドロップを使えば、カラム間でのタスク移動も簡単です。
iPhoneでカンバンボードを作成する方法
次に、iPhoneでのやり方を説明しましょう。
- リマインダーアプリを開いたら、リストを追加で新規リストを作成します。新しく作成したリストを開いて、メニューボタンをタップ。
- 新規セクションを選択したら、セクションを自由に追加しましょう。
- メニューボタンをもう一度タップしてカラム表示を選択すると、カンバンビューに切り替わります。
iPhoneでは、一度に表示できるリストはひとつだけです。
けれども、左右にスクロールすれば、すべてのカラムを見ることができます。この場合も、タスクをドラッグ&ドロップすれば、別のリストに移動できます。
連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。