この時期になるとさまざまな観葉植物が店頭に並ぶ。
気になる植物を見つけ、いざ部屋に飾ろうと手にしたときに気になるのが、育てているうちに虫が出てきてしまうのでは……ということではないだろうか。
そんな「虫が苦手な植物好き」におすすめしたい、あるアイテムがある。
正解は、虫が出にくい人工用土だった
横浜植木「セラミスグラニュー(500グラム)」税込1780円
撮影:シラクマ
「セラミス・グラニュー」は室内園芸用に作られた人工用土。
粘土を焼いて作られた多孔質な土で、一般的な観葉植物用の土と比べて虫が発生しづらいのが特徴だ。
撮影:シラクマ
植物を集めはじめてから、私自身さまざまな土を試してきているが、その中でもセラミスは圧倒的に虫が出にくいと感じている。
もちろん、購入したタイミングで既に植物に虫がついていることも往々にしてあるため、セラミスを使えば確実に虫をゼロできるとは言い切れない。
それでも、虫が出てきてしまう心配をかなり減らすことができるだろう。
観葉植物が元気に育つ
撮影:シラクマ
セラミスの一粒一粒を見てみると、小さな穴が空いていることがわかる。これにより、余分な水は粒と粒の間を通って下に流れながらも、必要な水分は粒の中にしっかりと残り、植物にとって理想的な環境を整えることができる。
撮影:シラクマ
また通気性にも優れており、セラミスで育てた植物は根の状態が格段に良くなると感じている。
根腐れ気味の植物もセラミスで育てると回復することが多いため、そういった点でもおすすめできるアイテムだ。
水やりのタイミングは色で判断
撮影:シラクマ
比較的乾くのが早いため、植木鉢には排水穴の空いていない容器が推奨されている。ただ個人的な経験からすると、排水穴があっても水やりの頻度にさえ気をつけていれば特に問題はなかった。
乾きやすさとは別の観点で、粒が小さいことで、穴の大きさによっては水やりのタイミングで流れ出てしまうという懸念もある。その場合は、ネットを挟むなどの対策が必要となってくる。
撮影:シラクマ
水やりのタイミング自体は色で判断できるため、植物を育てはじめたばかりの方や、以前枯らしてしまって苦手意識のある方でも安心だ。
繰り返し使えるから、エコで経済的
撮影:シラクマ
一度使ったセラミスでも、洗って乾かすことで繰り返し使うことが可能。
セラミス自体から虫が出る可能性が少ないため、使わない分を気軽に保管しておけるというのも嬉しいポイントだ。
気に入った観葉植物を見つけたら、あわせてセラミスを準備してみてはいかがだろうか。