まず挙げられるのは、信頼できる情報源として組織内のデータを使う点です。組織内でなされる会話の履歴には、多くの有益な情報が蓄積されていますが、実際に活用されているのはそのごく一部です。Slack AI は、そのような眠っている情報をすばやく簡単に見つけられるよう支援します。
さらに、Slack の会話型インターフェイスにより、生成 AI をチームの仕事環境にシームレスに組み込めます。AI の力をブラウザや独立したツールに閉じ込めるのではなく、今仕事をしている環境で直接 AI を使えるようにすること。それが AI の活用を広げるのに最も効果的な方法だと Slack は考えています。
現在、Slack AI は、会話をすばやく要約したり、ユーザーが自分の言葉で質問したことにすぐに答えを返したりできます。ただ、これはほんの始まりに過ぎません。
仕事をさらに簡単にし、時間をさらに節約できるよう、Slack のその他の機能への AI の組み込みも進めています。たとえば、Salesforce の新しい AI アシスタント Einstein Copilot のネイティブなインテグレーションなどです。
Slack AI は、Slack の信頼できるインフラストラクチャ上で動作し、Slack 本体と同様のセキュリティプラクティスとコンプライアンス基準に対応しています。Slack がユーザー企業の皆さまのデータを、大規模言語モデル(LLM)プロバイダと共有したり、LLM のトレーニングに使用したりすることはありません。
Slack AI は現在、英語、スペイン語、日本語に対応しています。今後さらに多くの言語に対応する予定です。詳しくはこちらをご覧ください。
Slack AI は、プロ、ビジネスプラス、エンタープライズの各プランの有料アドオンとして提供されます。個々のユーザーの皆さまによる購入はできませんが、Slack 管理者がチームを代表して購入できます。料金など詳細情報については、Slack の営業担当者にご連絡いただくか、こちらから営業担当者にお問い合わせください。