No.1
理解よりも感覚によっていろいろなシーンを把握できていなければ駄目。
理解して踊る人は初心者マーク。
No.2
音楽とダンスは、国境も言語も、時には生物の垣根さえも越えることがある。
音楽とダンスの最大の特徴および価値はそこにあって、
音楽とダンスを楽しむことが可能な感覚器と社会性をそなえた生物が音楽とダンスを受容するとき、単語や言語への理解、文化的背景や物語への理解は、事実として二の次。
美味しいフルーツの学名や、種としての成立過程、そのフルーツの香りを構成する芳香族名称と化学式を気にする人や興味関心を持つ人が、極少数派であるのと一緒。
「のまのまイェイ」でおなじみルーマニア語の「恋のマイアヒ」なんて、フルコーラスで歌えるけど歌詞の内容は知らない人が、何人いることか。
自分も歌詞が英語、中国語、イタリア語、ロシア語、古代ギリシア語の歌を、対訳＆歌詞カードにフリガナありのものから、心地良さそうだから歌ってみたい！と思って耳だけを頼りに音だけ模倣してたくさん歌ってきた。音だけを頼りに口ずさむ時、単語の一つとして意味もわからない。でも楽しいし心地よい。
呪詛や罵詈雑言や宗教的禁句、それらに相当する動作を知ってか知らずか気軽に行為したり、その言語の識者から内容を偽って教わって行為する場合は、おおいに問題だけど、そうでないなら何も問題ない。
音楽とダンスは、感覚的なものだ。
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