![パチンコ規制の歴史!今後また規制緩和されるって本当?](https://cdn.statically.io/img/homasalon.com/wp-content/uploads/2023/08/pachinko1.jpg)
パチンコ業界はこれまでに規制と対策のイタチごっこでした。
継続率80%だけど初当たり1/399のようなMAX機もそんな規制で姿を消しましたが、パチンコ・パチスロの実機を打てると話題になっている『クイーンカジノ』には、MAXタイプのCRパチンコ機種も導入されています。
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パチンコ業界では今までにどんな規制が行われてきた?
#サミー 『#P聖戦士ダンバイン2 』
— うらら🦀の新台購入最前線 (@PIA_pachi_slo) January 17, 2023
振分52%で突入💨
大当たり3回リミットのRUSH、50%がリセットの振分なので、3回の大当たりのうち1回でも50%を引ければ継続という仕様✨
出玉の総量規制で、純粋なST機であのスピード感を再現するのは難しかったらしいです🧐フムッ#パチンコ#新台 pic.twitter.com/QsBG8QcknU
これまでに行われた主なパチンコ出玉規制をまとめてみました。
1948年 | 風俗営業取締法(改正前の風営法)制定により許可営業となる。 |
1951年 | 18歳未満の入場が禁止になる。 |
1954年 | 連発式パチンコの禁止が決定。 |
1996年 | CR機5回リミッター規制。CR機の時短機能や確率変動2回ループを禁止。 |
1999年 | 最低賞球数が5個以下の場合、大当たり確率の下限値を1/320に規制。 |
2004年 | ハンドル部へのバイブレータ機能・抽選演出のスキップ機能・連続予告の禁止。 |
2006年 | 閉店前やトラブル時の出玉保証を禁止。 |
2011年 | 宣伝活動の大幅な制限 (遊技機の機種に関する宣伝の自粛・企業PRに関するCM制作、放映等) を業界全体により徹底 |
2015年 | 大当たり確率の下限値を現行の1/400から1/320に。 突然確変からのST抜けや潜伏確変の禁止。 |
2018年 | 1回の大当たりの出玉の上限を2400発から1500発へ規制。 大当たりラウンドが16ラウンドから10ラウンドに。 4時間で5万円(12500発)以下に出玉を制限。 パチンコに設定を導入。 パチンコの上限継続率65%へ。 |
近年で印象的だったパチンコ規制の1つが、2015年の大当たり確率の下限値の規制によるMAX機の終了です。
私は『CR北斗の拳 剛掌』や初代の『CR牙狼XX』など初当たり確率1/399のMAX機が好きでよく打っていましたので、パチンコMAX機の終了はかなり大きな変化でした。
これによりパチンコは1/319までのミドル機が主流になっていくわけですが、牙狼でミドル機ということに最初は慣れずに打っても違和感がありました。
さらに2018年の大当��りの出玉の上限の規制です。
1回の大当たりでの出玉が2400発から1500発になると等価で換算すると9600円から6000円と、約3600円少なくなります。
これも個人的には衝撃的で、北斗の拳を打っても出玉が2000発ない…という事実にしばらく馴染めませんでした。
どうしてパチンコ規制は繰り返されるの?
日工組は、「コロナ対策」「依存症問題」「規制緩和の要望」など、今年もやる事がたくさんあると思いますが、まず第一に、赤いライン以内でしかパチンコ台を製作できないという『筐体の高さ規制』をやるべきでは?
— わんちゃい (@wanchai2015) January 2, 2021
データランプが見えないようなギミックは誰も求めてないですよ。 pic.twitter.com/JwwJt2im6h
このようにパチンコの長い歴史の中で、規制が繰り返されるのはどうしてなのでしょう。
そもそもパチンコの遊技機は風営法によって管理されています。
そして風営法施行規則で「著しく射幸心をそそるおそれのある遊技機の基準」というものが規定されています。
その風営法施行規則にて定められた基準を超えないような構造・性能となるように「遊技機規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)」というルールが存在します。
あまりに多くの出玉を獲得できる可能性のある場合、この「著しく射幸心をそそるおそれのある」部分に該当し、規制の対象となってしまいます。
そのため、「日本遊技機工業組合」や「日本電動式遊技機工業組合」といったメーカーの組合が「遊技機規則」をもとに「内規」という自主規制を定めています。
この「内規」によって社交性の高すぎる遊技機などの開発を抑制し、パチンコ業界の健全化を図っているのです。
😭😭😭
— komyu (@komyu0315) July 21, 2022
悲願🎊
パチンコで初、表記で50000発over
宴やーーーー😋 pic.twitter.com/GnlRdd8JiA
規制が厳しくなるたびに、パチンコ業界を盛り上げようと定められた規制の中で新しいスペックの遊技機を開発し、ユーザーを飽きさせない、楽しませるための工夫が凝らされています。
しかしあまり規制を緩和して「著しく射幸心をそそるおそれがある」の部分に該当してしまうと、再び規制が行われます。
これがパチンコの規制が繰り返されている要因なのです。
2023年に行われるパチンコ規制の緩和
こんなんまたパチンコ規制入るで…
— めみひろ (@memihiro0731) January 16, 2022
頭おかしい…
6分で万発はえぐいて… pic.twitter.com/qYToCizuEu
2023年6月1日にパチンコの内規である総量規制が6400発から9600発に変更されました。
総量とは「大当たり、またはRUSH1回あたりの期待出玉」のことです。
簡単にいうとその総量規制が緩和されることで、一撃で今よりもたくさんの出玉を獲得できる期待が高まるということになります。
今回のこの規制緩和には対象範囲があります。
- 初当たり1/200未満の台
- Cタイム搭載不可
初当たり1/200未満の台のみということですので、主流のミドル機である初当たり1/319や1/349の台は対象外になります。
そして規制が緩和される台にはCタイム搭載不可とのこと。
Cタイムとは現在スマパチに搭載されている機能で、主にRUSH終了時に突入するチャンスタイムのことです。
CタイムによりRUSHの引き戻しが可能で、一撃が狙えるということで、今回の規制緩和の対象の台には搭載不可となっているのだと思います。
6月からパチンコの規制緩和が来てて、『6400個→9600個』と、いわゆるモードTY (期待値的なの)が、大幅に引き上げられました!※ライトミドル以下でどうやるの…?
— ニクキュー🐾 (@GPC_nikukyu) July 7, 2023
これって、出玉的には1/399の頃と同じくらいの総量規制なのでめっちゃ強力で、
早ければ年末には新内規機種が登場しそうです! pic.twitter.com/d8eO2DVuoS
規制緩和された台が登場するのは2023年末~年明け頃ではないかと言われています。
実際に打ってみないと何とも言えませんが、規制緩和により1回の大当たりで今よりも多くの出玉が獲得できる可能性が高まるのであれば単純に嬉しいですし、期待したいですね。
私個人的には最近はライトミドルの台を打つことが多いので、ライトミドルでも一撃が狙えるのであれば導入した際にはぜひ打ってみたいです。
これまでさまざまな規制と緩和が繰り返されてきたパチンコ業界。
規制だけが原因ではないでしょうが、パチンコ・パチスロの遊技人口は年々減少しています。
シーズリサーチの発表では2023年の遊技参加人口は約809万人となり、前年比で約28万人の減少となっています。
今回の規制緩和で再びパチンコ業界が盛り上がることに期待しつつ、これからもパチンコを楽しみたいものです。
また、パチンコ・パチスロの実機を打てると話題になっている『クイーンカジノ』には、MAXタイプのパチンコ機種も導入されています。