トピック一覧

働き方

「できる人」と「できない人」の分岐点:4M4E分析で手に入れる仕事の質

どんな人間だって、大なり小なりミスはするものですよね。しかし、同じミスを繰り返す人と、繰り返さない人には決定的な違いがあるようです。その違いとは、ミスをしたあとに真因究明ができているかどうか。今回は、ミスの再発で悩むビジネスパーソンに向け、再発防止のカギを握る分析方法を紹介しましょう。 【ライタープロフィール】STUDY HACKER 編集部「STUDY HACKER」は、これからの学びを考える、勉強法のハッキングメディアです。「STUDY SMART」をコンセプトに、2014年のサイトオープン…

SEO業界28年目

SEO業界28年目 代理店・事業会社どちらのSEOでも変わらないこと 中途半端なSEOの知識で口を挟んでくる人間が一番やっかいな存在 SEOしかわからないSEO担当者は役に立たない SEO業界28年目 正式にお仕事としてSEOを始めたのが1997年7月1日から。この7月でSEO業界28年目となります。ここまで来たら30年まではがんばろうと思います。その後は AI が私の仕事を奪ってくれる未来を希望します。 それはさておき、事業会社のインハウスSEOも経験してみたいという理由でDMMに入社して3年…

人と向かい合おう!エンジニアリングマネジャーに限らずおすすめできる「エンジニアリングマネジャー入門」を読んだ

2024年7月14日に出版された新著「エンジニアリングマネジャー入門」を読んだ📕 本書は「人と向かい合う」ことにフォーカスしていて,エンジニアリングマネジャーがどんなことを日々考えて,どんなことに日々対処しているのかという実践的なノウハウがまとまっていた.著者が Google をはじめとした多くの組織で実践してきた体験談がベースになっているからこその説得力も感じられる一冊だった💡 エンジニアリングが好きな私たちのための エンジニアリングマネジャー入門作者:サラ・ドラスナー日本能率協会マネジメント…

「爆走できますか?」という問い

「困っていますか?」と質問するよりは「順調ですか?」と聞いたほうがいい、という話はけっこう聞くと思うけど、それを更に推し進めることで「爆走できますか?」「爆走できていますか?」というところまで持っていけると思う。 何も困っていること・障害がなく、真に爆走できている状態なら自信を持ってイエスと答えられるだろうけど、実際には何かしらつまずきポイントがあることのほうが多い。そういうときに、どこで詰まるか・詰まりうるか考えたり、みんなで議論したりするのを促進するため、「爆走できる」という状態を最初から理…

日々の進歩をふりかえるために"今日の学びブログ"を続けている話

こんにちは、虎の穴ラボのKanonです。 本記事は虎の穴ラボ2024年夏の連載ブログ 17日目の記事です。 今回私が担当するテーマは「学習」に関するものということで、自分が毎日続けている「今日の学びブログ」についてお話ししようかと思います。 今日の学びブログとは kanonon.hatenablog.com 私が個人的に毎日の学びを振り返るために投稿しているブログのことです。 それ専用のブログを作って、この記事を執筆している現在まで61日連続で投稿が続いています。 きっかけ PHPカンファレンス…

建築では多重下請けでやれてるのに業務システムでだめなのはなぜ?

建築では多重下請けでやれてるのに業務システムでだめなのはなぜ?という質問がブコメであって、似たような話もいくつか見かけたのですが、建築などの施工図面に相当するのはソースコードで、建築現場で多重下請けでやってる作業は、ソフトウェアだと(でも?)ビルドです。なのでソフトウェアでは自動化されています。 もしも業務システムの納品物が、バベッジの階差機関のような歯車を組み合わせた機械式の計算機で、ビル一棟分に歯車をつめこんで組み立てて納品するというようなことになれば、多重下請けで分業してビルドするのが最も…

後輩に提案されたスクラムにうまく適応できなかった私が開発チームのアジャイルを先導できるようになるまでに考え実践したこと

アジャイルに興味を持った1人あるいは数人から始めることは、アジャイルの導入においてよくあるストーリーです。とはいえ昨今では、例えばスクラムを導入する開発チームも増えているでしょうし、ほかのメンバーが主導した取り組みとしてアジャイルを受け入れる方も多いでしょう。そんな経緯でスクラムに触れ、既存の開発プロセスとの違いに戸惑い、むしろ積極的にアジャイルを学ぶことで克服した過程を、岸田篤樹(パウリ)さんに寄稿いただきました。 Agile journeyをご覧のみなさま初めまして。株式会社ビットキーでEM…

会社上層部に丸一日マンマークで仕事を観察されて地獄だった。

会社上層部四天王に一日マンマークされて死にかけた。嫌な予感はしていた。「社員ひとりひとりが経営者意識を持ってほしい。皆さんとは待遇と立場が違うだけで目指す方向性は一緒です」と激ヤバ発言を繰り返していた会社上層部が、方針転換したのだろうね、先日の朝礼で「我々役員も立場と待遇の違いを越えてイチ社員の仕事をすることが大事」と根本的に間違った現場第一主義発言をしていたからだ。社員ひとりひとり経営者意識発言の時点でヤバかったのが、更にダウングレードされた感が凄かった。会社上層部四天王は、金融機関からの出向…

仮にコンピューターが無くなっても食っていける。課題解決のスキルは生き残るから。CTOを経験して得た大きな学びとは【前編】

「立場が人を育てる」という言葉があります。責任のある役割に就くことで、その立場にふさわしいスキルや知識、人間性が身に付くという意味です。人は重要な役割を任されると、事業やプロジェクトを成功させるために思考・行動し、問題解決能力やリーダーシップが養われます。チャレンジングな環境に身を置くことでひたむきに努力し、成長するのです。 さまざまな役割があるなかでも、開発組織をけん引するCTOのポジションは、業務の難易度の高さや責任の重さなどから、その成長の度合いも著しいものがあります。今回は前職でCTOを…

若い研究者に向けたメッセージ

まえがき 阪大での研究室学生時代は所属研究室の教授(池田先生)は各方面に多忙でした。教授直下のグループではなく研究グループが違った(浅井Gr)ため、月1度のミーティングで発表者が居るときに先生に会うくらいの感じでしたので研究内容でディスカッションした記憶がありません。しかしながら、教授の研究思想みたいなところは過去の学会誌・論文誌を通して色々と勉強をしていました。また、研究室の忘年会などでも色々と話をして池田先生の考え方を吸収しています。その中でも池田先生は後進に向けたメッセージを色々と残してい…

フルリノベーションしたマンションに住む私が、いくつもの障壁を乗り越えて理想をかなえるまで

写真:関拓弥こんにちは、mihozonoと申します。普段は会社員として、サービス企画の仕事をしています。2023年、念願のフルリノベーションをしました! 完成までにはいくつもの壁と長い道のりがあったため、これからリノベーションをする方の参考になればと思い、私の体験談を紹介します。すてきな友人宅を訪れて、リノベ熱が高まる私は以前から「リノベーション」という考え方や文化が好きで、台湾のリノベーション建築を巡る旅をしたり、リノベーションスクールに参加したこともありました。元の物件を活かすことで唯一無二…

多重下請けでは構造的にいいソフトウェアが作れない

多重下請けではエンジニアが育たないという話を前回のブログで引用していたのですが、そもそも多重下請けではまともなソフトウェアは開発できないんではないかという気持ちになりました。 多重下請けでは、上位受け会社の「SE」が「設計」を行い、下位受け会社の「PG」が実装を行うという役割分担があります。というか、今回の話はそういう役割分担がある多重下請けを前提とします。 そうすると、設計というのは会社間をまたがった契約文書であり、発注のための作業指示書であるということになります。ソフトウェア開発で本質的に必…

メルカリを退職します/転職のためロンドンに移ります/ジョージア工科大学のCS修士に進学します

アップデートです メルカリを退職します 転職のためロンドンに拠点を移します ジョージア工科大学のコンピュータサイエンス修士(オンライン)に進学します 最後に メルカリを退職します 例の写真 2024/07/30付けで退職します。最終出社日は2024/07/12でした。 2022/01/01に入社し、2年7ヶ月の所属となりました。前職が2年8ヶ月だったので、似たような期間で辞めることになりとても不思議な気分です。 自分が所属していたのはUS@Tokyoというチームで、日本からアメリカのメルカリを開…

エンジニアリングマネージャとして入社した最初の取り組みとして、エンジニア全員(およそ100人)と1on1をしました

はてなにエンジニアリングマネージャとして入社して2ヶ月と少し経ちました。 マネージャとしての「最初の100日」もいよいよ終盤です。 note.com 入社して最初の取り組みとして、およそ100人のエンジニア全員との1on1を実施しました。 なぜ全員とやろうと思ったか イギリスの人類学者であるロビン・ダンバーによって提唱された「ダンバー数」というものがあります。 これは、人間が安定的な社会関係を維持することができる人数の認知的な上限について提案された数字です。大雑把に説明すると、人間が相互に認識し…

「深く考えられる人」と「いつも考えが不十分な人」に見られる決定的な3つの違い

あの人はいつも深く考えているようだ。自分もそうなりたいけど、どうしたらなれるのだろう……。仕事ではいつもなんとなく慣習に従ってしまう……。 そもそも考えるといっても、何をどう考えたら良いのだろう……。 このように、「深く考えられるようになりたい」「自分なりの意見を持ちたい」と思われる方も多いはず。 今回は、考える習慣のある人と考えが不十分な人の違いを3つご紹介します。 【ライタープロフィール】橋本麻理香 大学では経営学を専攻。13年間の演劇経験から非言語コミュニケーションの知見があり、仕事での信…

「稲作」のメタファーで「現在・未来」の「ゲイン・ペイン」に注目したら、とても前向きにふりかえりできた

こんにちは、クラウド会計の開発チームでスクラムマスターをしているasatoです。 自作のふりかえりフレームワークがいい感じに機能したので紹介します 🙌 その名も「稲作(Rice Cultivation)」です。 ⁠⁠背景 私はスクラムマスターとして、チームのふりかえりをファシリテーションする機会が多いです。当然のようにお気に入りのふりかえりフレームワークがあります。その辺は、個人のブログで語っています。 ブログでも語っている通り、私は「象・死んだ魚・嘔吐」が好きです。メタファーが想像力を掻き立て…

生産性の可視化こわい

TL;DR 立場によっては、組織全体の生産性の可視化が必要なのはわかる。 ただ、チーム単位での生産性の細かい可視化の話はちょっとこわい。チーム単位での生産性に関しては、ある期間にそのチームがどんな機能をリリースして、それがどうだったか、を評価して、をすればだいたい良いような。 生産性の可視化? 全然知らなかったんだけど、開発生産性の可視化を支援するSaaSがあると先日知った。こちら。 findy-team.io なるほど最近はすごい便利なものがあるなーと思った。 一方で、このツールと日々にらめっ…

元気が出ない

4月くらいから元気が出ない。 元より仕事が趣味みたいなところがあり、それはつまり仕事を通してコンディションが整えられるのが常だったのだけれど、その仕事が厳しい状況になり1日の大半を厳しい環境に身に置くことになった。 仕事を開始してフロー状態に入るのにかなり時間がかかるようになった、あるいは入らない日も出てくるようになった。 いついかなる時もこういう感じかというとそうでもなくて、たとえば最近はAngularのアプリケーションを手続型の記述からRxJS (Observable) ベースに変える作業を…

Google フォームの共同編集設定に起因して発生していた情報流出についてまとめてみた

2024年6月以降、Google フォームの設定に起因する情報流出が生じたとして複数の組織より公表されました。ここでは関連する情報をまとめます。 回答情報を第三者に参照される恐れのあった共同編集設定 Google フォームの設定次第で外部から回答者の情報を閲覧することが可能な状態が発生し、実際に影響を受けたとして複数の組織が6月以降公表を行っている。 事案公表した組織が行っていた設定とは、Google フォームの「共同編集者の追加」において「リンクを知っている全員」が選択されている場合。 Goo…

コードの海からビジネスの大陸へ。COOに挑戦します。

Xなどではすでにお話ししていますが、2024年6月17日から株式会社DELTAという会社のCOO(最高執行責任者)を務めています。 今日から株式会社DELTAでCOOをやることになりました。CTOじゃなくてCOOです。なお、これまでの株式会社Singular Perturbations (犯罪予測のほう)のCTOも引き続きやります! pic.twitter.com/BmuGwhC6Az— Keisuke Nishitani (@Keisuke69) 2024年6月17日 この投稿では会社のロゴ画…

リーナー開発者ブログを開設しました!

リーナーのぐりこ(@glico800) です。 この度、元々 Zenn で運営していたリーナーテックブログとは別でリーナーの開発チームやメンバーのことを発信していくために「リーナー開発者ブログ」を開設しました。 今回は開設の背景やテックブログとの役割分担について簡単にまとめてみました。 なぜ開発者ブログを始めるのか 前述の通り、元々はテックブログのみを運営していました。テックブログでも技術以外の記事は投稿されていたのですが、どうしても技術の話が多くなりがちでリーナー開発チームの雰囲気や開発の様子…

要件定義の目的とゴールとは

TRACERYプロダクトマネージャーのharuです。 「要件定義とは何を目的としたプロセスなのか?なにが出来たら完了なのか?」 はじめて要件定義する人は、ここで詰まってしまうことが多いようです。 要件定義は、設計や実装に比べて、具体的な作業がイメージしにくいプロセスです。 そのような背景もあってか、2023年4月のBPStudy#188〜要件定義を学ぼう。ChatGPTを添えてに私が登壇した時の以下のスライドには、945個のはてなブックマークをいただきました*1。 speakerdeck.com…

男女間賃金格差の縮小は高齢労働者が高給職に居座っていることが主因だった

という趣旨のNBER論文が上がっている(H/T タイラー・コーエン、ungated(SSRN)版)。論文のタイトルは「One Cohort at a Time: A New Perspective on the Declining Gender Pay Gap」で、著者はJaime Arellano-Bover(イェール大)、Nicola Bianchi(ノースウエスタン大)、Salvatore Lattanzio(イタリア銀行)、Matteo Paradisi(エイナウディ経済金融研究所*1)…

イーロンマスクの「開発の5ステップ」をまとめました - あなたの要件はアホだし、そのプロセスも要らない、すぐ最適化するな。

イーロンマスク氏がスペースXを案内するという動画(Starbase Tour with Elon Musk PART1)の中で語られた「開発の5ステップ」が僕的に衝撃でしたのでまとめます。 この内容、心底素晴らしいのですが、元動画では話が少しとっ散らかっていますし専門的すぎます。 僕自身、何度も内容を思い返して役に立ったのですが、見直すたび読解に苦労するので自分のためにまとめ直しました (ありがとう、僕!愛してるよ!)。 以降については、イーロンマスク氏が語る開発の5ステップについてまとめていま…

35年と3ヶ月間働いて、とうとう定年になりました。 区切りとして、定年エントリーを書きました。お楽しみください。

はじめに 今日、勤務先の制度上、定年を迎えました。大昔は、誕生日をもって定年でしたが、最近は定年を迎える月の末日ということのようです。 早いもので、35年と3か月(423か月)、雇われる身として、働いてきました。ちなみに、国民年金の満額は、480か月ですので、満額は貰えません。 今月末に定年エントリーを各予定です。若い頃の働き方が定年までできるのはほぼ無理です。家族が増えたり、家の購入、子供教育、親の介護などいろいろな事が起こります。起こる前提にしておかないと、辛いだけですそれから勤務先からの要…

NE株式会社を退職します

6年とちょっといたNE株式会社を退職します。

スクラムが上手くいってないなら上手くいってる

「スクラムでやっているんですが、問題が多くて、スクラム合わないのかなと思って……」 「問題あるならスクラムが上手くいってますね」 という会話をした。 スクラムをやっていて、いろいろ問題が起きる。スプリントゴールがわからないとか、チームの協力が難しいとか、プロダクトオーナーの権限がないとか。スクラムちゃんとできないなあ、うちには合わないのかなあ、と思う人は多いようだ。 だが、こうした問題が起きているならば、スクラムは正しく機能している。スクラムはチームや組織の問題を検出し、明らかにする仕組みだ。み…

Difyの全社活用について、Dify Meetup Tokyo #1で発表しました

はじめに こんにちは。テクノロジー本部 アドバンストテクノロジー部 部長の時田充です。私たちの部門は、生成AIをはじめとする先進技術を活用し、全社の業務生産性を向上することと、サービスの改善を支援することをミッションに活動しています。その一環として、Difyの全社活用をテーマに2024年6月23日に開催されたDify Meetup Tokyo #1で発表しました。 Dify Community(JP)の立ち上げとMeetupイベントの開催 カカクコムでは、全社的な生成AI活用プラットフォームとし…

「何か質問や意見ありますか」の後の無言対策

オンラインのミーティングで「何か質問や意見ありますか」と聞いた後の無言がつらいんだよねという話を聞いた。わかる。自分はもはや慣れきってしまったけれど、今でもいい方法ないかなあと考えている。 いくつかやったことを書いてみる。組織によってもだいぶ違うと思うけれど、他の人の知見をめちゃくちゃ聞きたい。 最初に声を出してもらう 少しでも最初に声を出しておくと意見を言いやすいという研究があるらしい。なんとなく実感としても正しい気がしている。 ただ全員に雑談を振るというのもちょっとなあという時に自分がやって…

Googleフォームの設定ミスによる情報漏えいが多発~あなたのフォームは大丈夫? 原因となる設定について解説~

デジタルペンテスト部の山崎です。4月から「セキュリティ診断」の部署が「ペネトレーションテスト(ペンテスト)」の部署に吸収合併されまして、ペンテストのペの字も知らない私も晴れてペンテスターと名乗れる日がやってまいりました!(そんな日は来ていない😇) そんなわけで、新しい部署が開設しているブログのネタを探す日々を送っていたのですが、最近、Googleフォームの設定ミスによる情報漏えい事故が増えてきているようです。どのような設定が問題となっているのでしょうか? 同じような事故を起こさないよう、設定項目…

クラウド移行案件を担当してAnsibleを覚えた話

本記事は マイグレーションウィーク 3日目の記事です。 💻🖥 2日目 ▶▶ 本記事 ▶▶ 4日目 🖥💻 はじめに こんにちは。入社2年目の牛塚です。部署に配属されてからもうすぐ一年になりますが、さまざまな経験をし多くのことを学ぶことが出来ました。私は普段オンプレサーバーからクラウド環境へ移行する案件を担当しており、その中でAnsibleをはじめて使いました。今回はAnsibleについて簡単な説明と、実際に案件で使ってみて感じたことをまとめてみました。 Ansibleとは Ansibleとはサーバ…

休日は最大7万人超を集客。昭和につくられた武蔵小山商店街が、令和でも愛され続けている理由

東京・武蔵小山駅近くの「武蔵小山商店街パルム」は、日本最大級のアーケード街として知られ、近隣住民を中心に休日は最大7万人もの人が訪れます。多くの人に愛される理由や取り組みについて、事務長の尾村優太さんに伺いました。 シャッター街とも称される場所がある一方で、地域の人たちの暮らしを支え続ける商店街もあります。活気あふれる商店街は、どんな工夫で集客に取り組んでいるのでしょうか?今回は平日約3万人、休日は最大7万人が訪れるという東京・武蔵小山商店街パルムで振興組合事務長を務める尾村優太さんに話を伺いま…

何が事業貢献なのか分からなくなっていた伊藤直也さんが再認識したユーザーエクスペリエンスへのコミット

ソフトウェアエンジニアは、どのように事業に貢献すべきか? 宿泊施設やレストランの予約サービスを提供する株式会社一休で執行役員CTOを務める伊藤直也さんは、2016年に入社しておよそ2年間、心の奥に抱えた悩みを解消できないまま仕事をしてきました。 伊藤さんは、2000年代から複数のWeb系テックカンパニーで技術部門のリーダーとして活躍し、現在でも利用される個人向けWebサービスのローンチをいくつか手掛けています。一休には入社以前からフリーランスで技術顧問を務めており、会社がヤフーグループ(当時)に…

グローバル企業で生き抜くための英会話フレーズ集

転職をしてはや10ヶ月ほど経ちました。業務で英語を使うようになったので、私もしくは同僚がよく使う英会話のフレーズを紹介します。自分のメモも兼ねています。 私のバックグラウンド エンジニアとして某会社に勤務しております。会社のメンバーは外国の方が多く、状況にもよりますが全体の40~50%くらいは英語でミーティング、Slackでも英語でやり取りすることが多々あります。そんな中で気付きとしてあったのが、同じ表現を使って会話をすることが多いなという点です。ある程度パターンとしていくつかのフレーズを覚えて…

50歳男性。半生を振り返ったら酷かった。

僕チン50歳。早生まれなので学年は1973年生(昭和48年生)になる。世代ではイチローと宮沢りえが一番の有名人になるだろうか。 1974年2月神奈川県にて生まれる。以降現在にいたるまで神奈川県で生息。0歳児時点で、駅で見かけた常磐線のみに異常な反応し「この子は0歳にして電車を識別できる!」とされ「神童にちがいない」と親戚内のごく一部で持てはやされる。思えばこれが人生のクライマックスだった。2年後に弟が生まれて両親の愛の9割がそちらに流出。以後約50年間にわたって母親からは「子育てに失敗した」と嫌…

娘が産まれ、育休をやっています

表題の通りですが、 今月半ばより育休をやっていっています。予定日から数日ずれ、今週月曜に娘が誕生しました*1。めでたい!妻よ、本当におつかれさまでした。 めでたいしなんかくれてやるぜ。と言う人は↓から。 Amazon: らくらくベビー (子供向け) ほしいものリスト(私向け) 育休について 早く産まれた場合を想定して、余裕を持って仕事の調整をしていましたが(引き継いでいただいた皆さんに感謝)、結局予定日を過ぎての出産となりました。そのため、長めのアディショナルタイムが発生したのですが、それでもも…

良いコードってどんなコードですか?という質問を受けたら何と答えるか

技術顧問先で、一生懸命コードに向き合っているプログラマーになりたての方から、次のような質問をもらいました。 最初に面談した時、1年後にいいコードが書ける、上手に書けることを目標にしましたが、 先日スクール時代の同期(それぞれRubyの会社で働いている)と話したところ、会社ごとにレビューの仕方やコードに関する基準がさまざまなようで、良いコードとはなんなのか疑問に感じました。「いいコード」とは、みたいな部分で島田さんの考え方をお聞きできたら嬉しいです。 この質問にぼくは次のような回答をしたのですが、…

44歳独身ソフトウェアエンジニア、家を買う。

本ブログ「Lean Baseball」開設10周年企画*1かつ, ちょっとした近況報告となります. お世話になっている皆様へ(TL;DR) 東京(の西側*2)で家を買いました, 引っ越しました. この決断とオチ, 未来に至るまで, 自分のキャリアとアウトプット, そしてこのブログは不可欠でした. 現職から前職以前の同僚(元同僚), アウトプットや色んなことを応援してくださった皆様そして何よりも家族と友人に心から感謝御礼申し上げます🏚 お祝いはこちらからお待ちしています. 44歳独身ソフトウェアエ…

開発者イベントやコミュニティ参加についての期待や効果

VP of Engineeringの id:Songmu です。冒頭に、大事なお知らせですが、今週土曜日(6/22)に開催される、Kotlin Fest 2024にヘンリーはスポンサーをしています。スポンサーブースも出展しますので、是非お立ち寄りください。私もいます。 また、Henryの開発者の一人でもあり「Kotlin サーバーサイドプラグラミング実践開発」の著者でもある、 @n_takehata が、2024年版 Kotlin サーバーサイドプログラミング実践開発というタイトルで登壇します。…

エンジニア運用工数40%削減!Bill One における運用改善のとりくみ

Bill One Engineering Unitの田上です。運用改善と題したプロジェクトによって、エンジニアの運用工数を半年で40%削減することに成功したので、今回はその取り組みをご紹介します。

株式会社LayerX に行ってきた!

まいどどうも!くしいです。 ここ最近、技術系のイベントに行くとLayerXの人にめちゃくちゃ会う機会が増えていて「私もしかしてLayerXのこと好きなのかも…」と単純接触効果の影響で気になっている今日このごろ。そんな最中に 「オフィス引っ越したわ〜」なんて言われたら行っちゃうじゃないですか! というわけで、IT系を中心に色々なオフィスにお邪魔しては紹介しまくっている当ブログの行ってきたシリーズは177記事目となりました。えー、すごい!10年以上前からやっているので過去ログも是非どうぞ。 そんなワ…

ご奉仕チキンレースで均衡する出世水準

出世する、より上位の管理職に上がって行くというのは、マネジャーとしての力量や適正も必要だけれど、「どこまで奉仕できるか(どこで降りるか)」によるところが大きいのだろう。その奉仕水準でどこまで行くか/どの辺で止まるか均衡するのだと、会社で仕事をしながらつくづく感じるこのごろ。 ポジション上昇の基本路線 新人→中堅社員→係長→課長→部長→……とポジションが上がるに従って、受け取る仕事の粒度が大きくなってくる。 重要度や影響度から正確にリスクを抽出して優先順位を決められる。 大きな仕事を適切に分割して…

きちんとした日本語文章を書くときに気を付けていること

仕事で、他の人が書いた日本語文章をレビューをする機会がある。 複数の人に同じようなレビューコメントを書いているので、私が普段気にしていることをまとめてみる。 総合すると、「読み手に親切にしようね」という身も蓋もないアドバイスになる。親切さがあれば自然と、ここで書くようなポイントを直したくなる......と主張するつもりはない。やはりプラクティス的に身に着けておくのが手っ取り早いだろう。 きちんとした日本語文章を書くときに気を付けていること 文章を構成するコンポーネントを「語」「文」「文章」のレベ…

やる気がなくてもやる

イチローだったか誰かが、成功する秘訣?か何かで「やる気が出たからやるのではなく、やる気がなくても毎日やる」みたいなことを言っていた気がする。 昔それを聞いた時には「むりだが???????」と思っていたけれど、最近は本当にそうだよなあと思ってきた。 というのも歳をとってくると、やる気とか気分の問題以前に「体の不調」みたいなのが当たり前に日々やってくる。 腰が痛い、首が痛い、顔が痒い、などなど。 もちろん本当に大変な病気であれば「やる」ということは一旦お休みした方がいいわけだけれど、日々の不調(若い…

フルリモート下でのキャッチアップについて

こんにちは。人材紹介開発グループに所属しているT・Dです。私は2023年12月にWEBエンジニアとしてエス・エム・エスに入社し、現在は福岡県から完全リモートワークで業務を行っています。 フルリモートワークが普及する中、新しいチーム環境へのスムーズな適応は、多くの企業にとって共通の課題となっています。本記事ではこの課題に対して、私のチームではどのように取り組んでいるか、そして私自身がどのようにキャッチアップを行ってきたかについてご紹介します。 オリエンテーション 新たな職場での初日をいかにスムーズ…

EM of EMsになった - 現在の働き方とそこに至るキャリア戦略

EMキャリアの近況報告シリーズです。2024/4にEM of EMsになったので、現在の働き方やそこに至るキャリア戦略について書きます。これまでの様子は以下です。 エンジニアリングマネージャーを目指す若者の戦略 EMキャリアを切り拓く「最強の現場リーダー」という働き方 エンジニアリングマネージャーの最初の学び - このロールは何なのか 事業を深く理解しOODAループを回しまくる最近の自分のEM像に至るまで 現在の働き方 私が所属する株式会社はてなでは、いくつかの事業からなる事業本部を組織していま…

チームに新しく飛び込んだスクラムマスターが最初にやること

こんにちは、クラウド会計の開発チームでスクラムマスターをしているasatoです。 新しいチームにジョインするのって、ドキドキしますよね。新しい環境、新しい人々、そして新しい課題。それぞれのチームが直面している問題は異なりますが、スクラムマスターとして私たちが共有する目標は一つです。それは、チームの有効性を最大化し、素晴らしいプロダクトを生み出すこと。 私は今年の1月にマネーフォワードにジョインし、今のチームでスクラムマスターとして働くことになりました。事前に聞いていたチームの情報は以下の通りです…

UnityからBackendエンジニアへの転生マネジメント術

こんにちは!GaudiyでBackendエンジニアをしているtakaです! 今回は、UnityエンジニアとしてCasual Gameチームで活躍されているkazuyaさんが、私が所属しているフィーチャーチームに異動して、1ヶ月半ほどBackend領域を学ぶための武者修行をしたお話です。 Backendの知識はまったくなかったkazuyaさんが、独り立ちするまでにどのようなサポートをしたのか、そのコツを含めてご紹介します! 1. UnityからBackendに転生することになった背景 2. Gau…