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私が10年前から“付き合い”の飲酒をやめた理由と起きた変化

大切なことは、自分の意思を持つこと?

By
a person sitting at a table with a bottle of alcohol and glasses

お酒って必要? お酒はやめられる? 今回は10年前にお酒をやめたヘルスコーチのAYUMIさんにやめた理由と起こった変化について教えてもらった。

(「」内AYUMIさん)

「私が20代の頃、友達や男性、会社の人たちと食事に行く時、『お酒を飲むこと』は当たり前の��会背景がありました。今はお酒を飲まない選択が以前より簡単かもしれませんが、それでも今も社会的交流に『お酒』は切っても切れない存在でしょう。私は元々、炭酸が飲めない、味のついた飲み物が美味しいと思ったことがない、という性質だったのでお酒を飲むことに最初から興味がありませんでした。しかし学生から大人になり、社会に出るようになって自然と『お酒を飲むことは当たり前』という風潮に何の疑いもなく入り込んでいきました」

飲むことがカッコイイと思っていた過去

woman hand pouring champagne out of the champagne crystal flute glass on velvet pink background

「私は飲まないことよりお酒を手にとって乾杯する方がカッコイイと思っていました。理由はわかりませんが、映画やドラマで見た光景からの影響や、グラスを傾けながらおしゃべりする方が絵になるように感じていたのかもしれません」

・飲まないというと、友達、男性、上司、周りが面白くない顔をするから飲まないと。

・飲んだ方が楽しい雰囲気になるから飲まないと。

・飲む人の方が良い評価をもらえるから飲まないと。

「しかしそれでもお酒を飲むことが当たり前だと思っていた時、飲むことの方が社会的に善。私はその場を楽しいものにしたいし、良い雰囲気でいたいから飲むことに積極的でした。私は誰かと一緒にいる時だけの飲酒で、大量のお酒を飲んでいたわけではありませんが、それでも心理の深い部分では、お酒を体内に入れることに違和感を感じていました」

“付き合い”の飲酒をやめた理由

couple toasting wineglasses at winery
Klaus Vedfelt//Getty Images

「お酒を飲むことが当たり前だと思っていた時、友人から『AYUMIは飲むと元気がなくなるよね。必要ないんじゃない?』と言われたことをキッカケにハッとしました。すぐに私は『え?飲まなくてもいいの?』と聞き返したことを覚えています。友人は変な顔をして『飲みたくないなら飲まなくていいじゃん!私は飲みたいんだよ笑』と言ったのです」「彼女はお酒が大好きな人でした。その彼女に合わせることは当然だと思っていましたが、一緒にいる時間を楽しむために必ずしもそれが必要なかったことに気づいた瞬間でした。この時から私は“付き合いでお酒を飲む”ことを一切やめました」

“付き合い”の飲酒をやめるために行ったこと

happy young bride holding wineglass at vineyard
Klaus Vedfelt//Getty Images

・友達に宣言する
飲んでないからといって楽しんでないと思わないでという言葉を添えて。それから友達は私の為に乾杯の水を注文してくれるようになりました笑

・飲むことを強制される場所に行くことを控え、自分の意志で飲む
仕事仲間にも自分の意向をしっかり伝え、必要な時、自分が飲みたい時に飲むようにしました

・私は味がついた飲み物が好きではないので、ノンアルコールも必要なく飲まない

・旅行先や、自分が飲みたいと思った時は躊躇なく飲むことを楽しむ!

POINT:飲まない宣言をした方が心地���くなった!

「私が飲まない選択をしようとも思っていなかったのは『皆にどう思われるか』を恐れていたことが原因だと思います。しかし友達は『その方がAYUMIらしい』と言って、乾杯に水を差し出す私をネタに笑っていました」

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“付き合い”の飲酒をやめて、変化した3つのこと

a close up shot of friends clinking sparkling wine glasses at sunset on a yacht
Yana Iskayeva//Getty Images

①より友人と安心して会話できるようになった
飲んでいても飲んでいなくても、それが一緒にいる理由ではないということ

②全ての人に受け入れられなくてもいいという心を持った
飲まないというだけで判断するような人と長期的に時間を過ごす必要はないということ

③人生をコントロールしている実感がある
環境や周りなど外的なものに翻弄されるのではなく、自分の意志で飲んだり飲まなかったりする決断ができることは自分の強さを感じます。

大切なポイント:禁酒するのではなく、自分の意志を持つ

glasses of red white rose wine and wine bottle on the table shot from above
Introvert Visuals//Getty Images

「私の場合、5年間、完全に飲酒しなかった時期があり、それから今は旅先の素敵なワイナリーに行ったら美味しくワインをいただいたり、友人のお祝いのシャンパンやクラフトビールを試すこともあります。飲むのは1ヶ月に数回ですが今はこの方法がしっくりきています」

「私は栄養指導者として『お酒を飲まない方がいいですか?』と聞かれれば答えは『YES』です。アルコールはどんな種類であっても、記憶、判断、バランスの低下を引き起こし、脳にダメージを与え、発がん性もあります。以前までは赤ワイン1、2杯程度なら抗酸化作用、ポリフェノールもあり良い、とされていましたが近年では『お酒は全く飲まない方がいい』と変化しました」

 

まとめ

「栄養、健康的に飲まないことを薦めますが、人生はバランスです。それよりも自分の意志を持ちましょう! この記事を読んでいる方が、お酒を飲むにしろ、飲まないにせよ、自分が最も強く感じられ、心地良く社会と繋がれる方法を見つけることを願っています」

Headshot of AYUMI
AYUMI
米国認定ホリスティックコーチ

NYの栄養学校にてホリスティックヘルスコーチの資格を取得、栄養指導者として女性たちの人生向上をサポート。世界100種類以上の食事理論、ライフスタイル、文化に精通する経験から、個人カウンセリング、企業プログラム、商品企画、など多方面で活躍中。プログラム後は「人生が変わった」「食の悩みがなくなった」「パートナーや周囲との関係が良くなった」との声も。センスあふれるSNSにファンも多い。■スクール「MISS FITホリスティックスクール」■Instagram @ayumi_missfit 

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