ビタミンCは、血圧を安定させたり、心臓病のリスクを低下させるだけでなく、白血球の生成を促し、外からの侵入者(細菌やウイルスなど)に負けない体作りをサポートしてくれる。でも、ビタミンCは水溶性ビタミ���で余剰分は尿と一緒に排出されるため、これらのメリットを得るためには毎日のこまめな摂取が必要。そこで今回は、ビタミンCたっぷりの食品と、おすすめの調理法、摂取タイミングについて、イギリス版ウィメンズヘルスからご紹介!

ヘルシンキ大学の研究によると、毎日サプリメントを飲んでいる人は、そうでない人に比べて、一般的な風邪をひく確率が2分の1であることがわかった。また、風邪をひいたとしても治りが早く、免疫力が高いことも判明!

日本での推奨摂取量は1日100mgとされているけれど、ストレスの多い現代人は不足している傾向にあるという。また、ちゃんとビタミンCをとっていると思っていても、調理法や摂取するタイミングによっては十分に吸収されていない場合も。

ビタミンCが豊富な10の食材

food containing vitamin c healthy eating
yulka3ice//Getty Images

1.ブロッコリー
2.オレンジ
3.カリフラワー
4.芽キャベツ
5.パプリカ
6.トマト
7.イチゴ
8.ほうれん草
9.キウイ
10.レモン

調理するなら「蒸す」か「冷凍」 

ビタミンCは緑黄色野菜に多く含まれるけれど、水に溶けやすく熱に弱いため、調理で失われやすい特徴が。調理する場合は、ゆでたり炒めたりするよりも蒸すほうがベター。葉野菜は冷凍する方法も。

フルーツは空腹時より食後に

ビタミンCが豊富なうえ、切ってそのまま食べられるフルーツは、ビタミンCを摂取するのにおすすめの食材。でも、空腹時に多量のビタミンCを摂取しても体内に蓄積されないため、余った分は排出されてしまう。フルーツを食べるなら、空腹時よりも食後のほうがおすすめ。食後にビタミンCをとると、ゆっくり腸で吸収されるので効率よく補給できる。

ストレスがある時こそビタミンC

ビタミンCには、ストレスから体を守る抗ストレスホルモンの分泌を促す作用がある。ストレスを強く感じるとビタミンCの消費量が高まるので、ストレスがたまってイライラしている時はビタミンCを積極的に摂取しよう。

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

※この記事は、当初2020年に公開されたものを再編集しました。

Text: Lucy Bode Translation: Yukie Kawabata