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「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」──俳優・新木優子が誘う、幻想的な香りとアートのワンダーランド

「『ミス ディオール』が生まれたのは、ホタルが舞う、プロヴァンスらしい晩のことでした」──1947年、クリスチャン・ディオールは名香の誕生をこう振り返ったとか。メゾンに受け継がれる香りの歴史から、クチュールドレスやアーカイブコレクションまで、東京に上陸した最新の展覧会を新木優子とともに巡って。

リボンに導かれて辿る、約80年の愛の物語
「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」──俳優・新木優子が誘う、幻想的な香りとアートのワンダーランド
ディオール ジャパン&ビューティーアンバサダーの新木優子。“Miss Dior”の文字から延びる一本のリボンに導かれ、エントランスの壁にあるさまざまな形をした小窓には、およそ80年の歴史をたどる香水瓶や広告などの貴重なピースが並ぶ。

1947年に誕生したディオール メゾン初の香水「ミス ディオール」は、創設者クリスチャン・ディオールが花を愛する最愛の妹、カトリーヌに捧げたもの。そのフレグランスは、ジャスミンやバラが咲き誇る庭園をイメージしながら、香りを纏う女性たちの幸せと喜びを願ってつくられた。そして、同シリーズの新たなパルファンの誕生を記念して、世界を巡回してきた「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」が東京に上陸。715日(月・祝)まで、六本木ミュージアムにて開催される。建築家の重松象平が手がけた空間デザインは、時代のエスプリを映し出す「ミス ディオール」の歴史を紐解くとともに、新たな世界へと誘う。

優しさの中に強さを。新木優子が纏う「ミス ディオール」
「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」──俳優・新木優子が誘う、幻想的な香りとアートのワンダーランド

パフューム クリエイション ディレクターのフランシス・クルジャンが創り出した新たなフレグランス「ミス ディオール パルファン」の世界観を堪能できるフラワーガーデン。

俳優の新木と「ミス ディオール」は、まさに一本のリボンで結ばれているかのような運命的なものを感じずにはいられない。 

「『ミス ディオール』と私が出合ったのは、高校生のときです。偶然にも、人生で初めて購入した香水が『ミス ディオール』でした。優しさの中に強さを感じ、甘すぎず程よく等身大の自分らしさを表現してくれるような香りだったのです。私にとっては特別な香りであり、これからもずっと身に纏っていきたいです」 

チュールが空間を包み込む部屋に立つ新木の佇まいは、まるで花の妖精のよう。1949年に発表されたクチュールドレスのレプリカを囲む花のようなオブジェに顔を近づけると、ジャスミンやチュベローズなど「ミス ディオール」を象徴する繊細なノートが香り立つ。
繊細な刺繍で表現された、花々や群葉が茂る庭
「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」──俳優・新木優子が誘う、幻想的な香りとアートのワンダーランド

フランスのアーティスト、エヴァ・ジョスパンが手がけた淡い色調の美しい庭園が描かれたトランクの中には、200mLの「ミス ディオール パルファン」がセット。

世界限定150個の「ミス ディオール パルファン」は、幻想的なインスタレーションで知られるフランス人アーティスト、エヴァ・ジョスパンとのコラボレーションで生まれた。フレグランスを収納するトランクには、インド・ムンバイの工房の職人たちによってあしらわれた繊細な刺繍が施されている。その装飾は部屋一面に広がり、花々が咲き誇る春の庭園を思わせる。

そしてスパイラル状に空間を彩るピンクのリボンに導かれ、まるで絵本の世界に迷い込んだかのようなアーケードを歩いていくと、クリスチャン・ディオールのクリエイションの足跡を辿ることができる。インスピレーションの源であり続けた母や妹との思い出深い記憶、千鳥格子の模様やサテンのダガー ボウなどボトルに宿るデザインコードなど、フレグランスを巡る旅へと誘われる。
クチュリエであり、パフューマーであり
「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」──俳優・新木優子が誘う、幻想的な香りとアートのワンダーランド

香りから生まれたクチュールドレス。空間をデザインした建築家の重松象平(国際的建築設計事務所OMAのパートナー)とともに。

和紙を重ねた温かみと曲線が生み出す優美な空間には、ナタリー・ポートマンがキャンペーンで着用した6着のドレスが飾られている。1949年の春夏オートクチュールコレクションで発表したドレスには、「ミス ディオール」の香りを構成する花々から着想を得た、幾千ものシルクフラワーが刺繍され、クリエイションのつながりを物語る。さらに、ギャラリーオーナーでもあったクリスチャン・ディオールにオマージュを捧げ、江上越や荒神明香、サビーヌ・マルセリスなどをはじめとするアーティストとのコラボレーション作品も展示されている。展覧会全体の空間デザインへのこだわりを、重松はこう話す。 

「香水が生まれるまでの歴史やプロセス、インスピレーションの源やフレグランスから派生したプレタポルテなど、多角的な世界観を通して『ミス ディオール』を見ることができ、相対的に一つの物語になる展示となっています。スケール感や光と色の使い方で非日常性を演出しています。夢の中で幻想的な空間に迷い込んだような感覚で楽しんでいただきたいです」
クリスチャン・ディオールの目に映る芸術の世界
「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」──俳優・新木優子が誘う、幻想的な香りとアートのワンダーランド
イラストや絵画が壁一面に並ぶギャラリー空間。世界初公開となるレディトゥウェア コレクション「ミス ディオールライン」。
芸術家ジャン・コクトーや詩人マックス・ジャコブとの親交も深く、前衛的な作品を紹介する展覧会を主催してきたクリスチャン・ディオールにとって、芸術と「ミス ディオール」は密接に繋がる。貴重なイラストや絵画が壁一面に並ぶ部屋は、時代の窮児たちの心を表すアートギャラリーとなっている。また、1967年9月にマルク・ボアンによって発表されたレディトゥウェア コレクション「ミス ディオール ライン」も世界初公開。多面的で普遍的な女性らしさを称賛する装いは、時を経ても色褪せることなく人々を魅了する。 

「時とともに移り変わる香りに、私はどこか寂しさを感じていました。でも、時代に合わせた変化が非常に重要なものであることをこの展覧会を通して感じ、変化があるからこそ、その時代を表す香りが特別に思えて引き立つのだと思いました」と新木。
香りがエンパワーしてくれること
「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」──俳優・新木優子が誘う、幻想的な香りとアートのワンダーランド

「ミス ディオール」の誕生秘話や歴史をたどる空間。クリスチャン・ディオールの家族やサロンの写真、ボトルのスケッチや限定エデ��ションの香水などが展示されている。

フレグランスの名の由来となった妹カトリーヌは、強く自立した女性の象徴として、世界にインパクトを残してきた。レジスタンス組織の一員として第二次世界大戦中は活動し、戦後はフランス政府からいくつも勲章を授かるとともに、南仏で恋人と花を扱う商売を始め、花に囲まれた生涯を送ったことでも知られる。“ある女性の物語”は、時空を超えて人々をインスパイアし続け、現代のミューズである新木もまた、「ミス ディオール」の愛を継承する。 

「自分の原点を思い出させてくれる香りを纏うことで、人前に出て歩くような緊張感のある場面でも心が落ち着き、自信や力を与えてくれます。そして、私が理想とする女性像とは、感謝を忘れないでいられる人。厳しさの中に優しさがあり、感謝を表現できる女性でありたいです」
纏う人を幸せにする秘めたパワーを体感して
展覧会の開幕に先駆けて行われたオープニングパーティーには、俳優のナタリー・ポートマンやJISOO、アンバサダーの新木をはじめ、COCOMI、八木莉可子、吉沢亮、山下智久など豪華ゲストが集結。MCの小島慶子やハリー杉山がゲストにインタビューを行い、メイクや香りにまつわるトークが繰り広げられた。 

“装いの最後の仕上げ”となるフレグランス。ファッションショーではモデルたちに「ミス ディオール」のパルファンをシュッとひと吹きし、美しさを完成させた。生きる喜び、希望を届けたいというクリスチャン・ディオールの願いが込められた香りの世界をたどりに、展覧会を訪れてみては��
「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」──俳優・新木優子が誘う、幻想的な香りとアートのワンダーランド
「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」 
会場/六本木ミュージアム 東京都港区六本木5-6-20 
会期/2024年6月16日(日)~7月15日(月・祝) 10:00~21:00(最終入場20:00)
7月15日(月・祝)は17:00 最終入場 / 18:00 CLOSE
入場/完全予約制(無料)
予約/本イベントのご予約、ご入場、会場内での製品ご購入には、ご自身のスマートフォンからディオール ビューティー公式LINEアカウントへのお友達追加とLINEコネクトが必要になります。ディオール ビューティー公式LINEアカウントにて予約受付中。
※会期・開場時間等が変更となる場合があります。詳細は公式特設サイトをご覧ください。
問い合わせ先/パルファン・クリスチャン・ディオール 03-3239-0618
公式サイト
Instagram X

衣装協力:DIORDIOR FINE JEWELLERY

Photos(Portrait): Kaori Nishida Producer: Satoshi Fujitsuka, Maki Nitta FD: Masahide Kuroda @DIRECTIONS TD/SW: Tatsuya Kambe @ManuFac. DP: Takanori Yokota CAM: Shirakashi Shohei, Shun Kamikura, Yoshitaka Asazu, Karina Kikuchi, Naito Ohta AUD:Hayato Yamaguchi, Kazuhiro Matsuo STRM: Akiko Ito, Chihiro Yokoyama Hair & Make: KATO @TRON(Keiko Kojima) Hair & Make: Yuichi Takano(Harry Sugiyama) Stylist: Chie Atsumi@Ota office(Keiko Kojima/Harry Sugiyama) Text: Mina Oba Editor: Kyoko Muramatsu Video Producer: Chihiro Handa Talent Casting Manager: Erina Matsumoto Digital Producer: Kyoko Ishima

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