BEAUTY / TRENDS

クワイエットラグジュアリーなネイルデザイン【モードなネイル講座】

モード界の大きなトレンド、「クワイエットラグジュアリー」のスピリットをネイルデザインに昇華。静かな存在感と洗練されたムードで、控えめながら、装いのアクセントになるルックをネイリストのMANAMIさんが提案してくれた。不思議な輝きの変化を動画でチェック!

ミニマムで上質。クワイエットラグジュアリーの潮流をネイルで表現

ネイルトレンドは「シンプル回帰」の機運が高まっているともいわれる昨今。「サロンでも、シンプルなデザインを選ぶお客様は増えていますね。デコラティブなデザインを一旦“やり尽くした”人には、ミニマルなネイルはかえって新鮮なよう」。ファッショントレンドにおける「クワイエットラグジュアリー」をネイルに落とし込むポイントは?「単なる“シンプル”にならないよう、軽やかさや、ちょっとした遊びを加えるといいですね。今回はライトグレーをチョイスしました。グレーでも軽やかで透け感がある色を選んでいるから、重すぎずシックに決まります。抑えた表現の中で、いくつかひねりをプラス。まずはオーロラのシートでミステリアスな輝きを仕込みます。光を閉じ込める感覚で、マットジェルを重ねて。“光の層“ができて、さりげない輝きになるのがポイントです。先端がフラットになったバレリーナシェイプと親指のチェーンで、さりげないアクセントも加えてみました」。今回は三本をオーロラのデザイン、2本はマグネットジェルのみで仕上げた。「以前はふたつのデザインを交互に配置することも多かったのですが、最近はパキッとデザインを分けるのが気分。デザインそのものだけでなく、配置の仕方を変えるだけで、グッと今っぽさが高まります」。

オーロラフィルムにマットジェルを重ねて。ハウツーは動画をチェック!

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1. グレーのマグネットジェルを全ての指に塗り、マグネットで輝きを変化させる。
2. 親指〜中指はクリアなジェルで中央に厚みを出し、長方形にカットしたオーロラのフィルムをオン。硬化させてフィルムをそっと剥がす。
3. フィルムの周りをクリアでなめらかに仕上げ、マットなトップジェルを重ねる。
4. 親指の先端に穴を開け、チェーンを通して完成!

Nail Artist Profile
MANAMI 
東京・恵比寿のネイルサロンLatte.とLowalyのオーナー。独創的でエッジィなネイルデザインを得意とし、モード誌をはじめ、映画やドラマ、CM、アーティストのネイルを手掛ける。画家としても活動し、パリでの展示やファッションブランドとのコラボレーションアート提供なども勢力的に行っている。インスタグラムは「@_man_ami_」に加えて、サロンアカウントの「@latte0421」、「@_lowaly_ 」も更新中。

Editor: Kiriko Sano, Kyoko Muramatsu