料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、暑い夏にぴったりの「カツオのなめろう丼」をご紹介します。
暑い日、火を使わずにできるひと皿を
この暑さで、キッチンに立つのは大変! でも美味しいものを食べたい……
そんな思いから、火を使わずにつくれるボリューミーなひと品を考えました。
今回つくったのは「なめろう丼」。カツオを使ったなめろうを、あたたかいごはんにドーンとのっけていただきます。
ごはんにのせず、なめろうをおつまみとしていただくのも大賛成。そのまま食べたり、海苔に巻いたり……そうなると、やっぱりキリッと冷えた日本酒ですかね(笑)。
カツオのなめろう丼
今時季から初秋に2度目の旬を迎えるカツオは、高タンパクで低カロリー。
鉄分が豊富なので、夏の体調管理にも食べたい食材のひとつです。
<材料>
・鰹の刺身…100gほど(切り身で4〜5枚)
・みょうが…1本
・きゅうり…1/2本
・味噌…大さじ1強
・ごま油…小さじ1
・あたたかいごはん…好みの量
<つくり方>
1. みょうがは縦に半分にしてから斜め薄切りに、きゅうりは細かく切る。
2. カツオはざくざく切ったあと、包丁で粗めにたたく。
2. ボウルにすべての材料を入れてよく混ぜる。
3. あたたかいごはんの上に海苔をちぎり、2を盛ったらできあがり。白ごまを振っても。
<ポイント>
今回はカツオの刺身を使いましたが、柵でもいいですし、たたきが売っていれば手間が省けますね。カツオのほかに、アジでもOK。マグロでポキ風にアレンジするのも美味しそう。
味変として、冷たい麦茶をかけてサラサラっといただくのもおすすめですよ。暑い日にぴったりです。
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