※本記事は2021年8月4日の記事を再編集して掲載しています。
Text and Photographed by osio
スーパーに夏野菜が並びはじめる季節になりましたね!
夏は大好きな「とうもろこしごはん」をたくさん食べたいのですが、とうもろこしの粒を包丁で削ぎ落すのって、料理初心者には至難の業。
芯に実を残してしまうことがしばしばありました。もったいないなぁ……。
とうもろこしの粒を取るためだけに生まれたカッター
そんなときに出会ったのが、下村工業の「とうもろこしカッター」。
その名の通り、とうもろこしの粒を取るためだけに生まれた、とうもろこし専用カッターです。
こんな素敵なものがこの世に存在するなんて……!
不思議な形状には意味がある!
丸い部分の片面にはこの通りギザギザな刃がついています。とうもろこしをこの丸い部分に通してねじるだけで、かんたんに粒がポロポロ取れるのだとか。
この丸い部分、芯の太さに併せてカッターの直径が自由自在に変わります。
何もしなければこのサイズ。
ちょっと力を加えると、ちょうど芯の先にもハマりやすい直径になります。
このおかげで先端と根元で異なる芯の太さにも対応してくれるんですよ!
とうもろこしを「ねじるように回す」だけ
実際にやってみました。前述したとおり、皮をむいたとうもろこしの先端にカッターの切り刃を当てたら、とうもろこしを持った手とカッターを持った手を反対方向にねじるだけ。
ぱちぱちっという音と共に、とうもろこしの芯から粒が切り取られていきます。これが想像以上に快感!
一気に何粒も取れるので、プチプチを一気に潰すのが好きな方にはたまらないはず。
根元までほとんどしっかり削ぐことができました。
最後、根元の粒を取り終えるときはズルッと手が滑って危ないので、手を持ち換えておくのと安心です。
とうもろこしごはん、無限炊き
2合分の米に芯ととうもろこしの粒、それから塩小さじ1を入れて、後はいつも通りに炊きました。
カッターを使うととうもろこしの汁もたっぷり出るので、とうもろこしごはんを作るときは炊飯窯の上で粒を削ぐと、とてもおいしく仕上がりますよ。
ちなみにこの「とうもろこしカッター」、茹でたとうもろこしにも使えます。そのままかぶりつくも醍醐味のひとつですが、身を削いで使いたいときには、このカッターが持ってこい!
とうもろこしを削ぐのが上手くいかなくて悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね!