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※本記事は2023年6月30日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by iwasawa

これまで使ってきた除湿剤は、容器の中に水が溜まっていくタンク型のものでした。

目に見えて効果が実感できる気持ちよさはあるものの、買い替えとゴミの処理が面倒で、クローゼットに放置されることもしばしば……。

「買い替えなくていい除湿剤があったらな〜」なんて思っていた矢先、実家で運命の出会いを果たします。

カビ対策に取り入れた調湿木炭「炭八」

出雲カーボン「室内用炭八(12L)」「炭八スマート小袋(0.4L)」

出雲カーボン 「室内用炭八(12L)」 2,970円(税込)
「炭八スマート小袋(0.4L)」 825円(税込)

年中ジメジメしている実家で、ある時から謎の大きな白い袋をよく見かけるようになりました。母に聞いてみたところ、インスタで見つけた“調湿木炭”とのこと。

日当たりが悪い1階は特に、除湿機を稼働させても玄関や水回りのカビに悩まされていたのですが、半年前からこの「炭八」を導入したところ、カビをほとんど見かけなくなったんだそう。

そんな評判を聞きつけて、わが家にも迎え入れることに。

半永久的に使える!?

出雲カーボン「炭八スマート小袋(0.4L)」

大きな白い袋の正体は「炭八」という、木炭の持つ調湿効果を高めた製品でした。

湿度が高い時には湿気を溜め込み、乾燥している時には溜めた水分を吐き出して、室内の空気を快適な湿度に保ってくれるのだそう。

「炭八」のサイズは、大きいものから小さいものまでさまざま。部屋全体から下駄箱などの狭��範囲の除湿まで、目的に合ったサイズを選ぶことができます。

出雲カーボン「室内用炭八(12L)」

炭と聞くと重たそうなイメージですが、大きい12Lタイプでも約1.3kgと、片手で持てるほどに軽いのも魅力です。湿気を吸収する孔が多く空いていて、細かなチップ状になっているのが軽さの秘密のよう。

そしてなにより嬉しいのが、ほったらかしにしていても半永久的に使えるところ(1月に1回程度天日干しをするとより効果が得らるそう)

タンクの水を捨てたり、買い替えたりする必要がないのはありがたいです……。

湿度が約10%下がった!

「炭八」をクローゼットで使う様子

まずはクローゼットに入れて、1週間使ってみました。

湿度計も置いて経過を観察したところ、もともと70%あった湿度が60%前後に。部屋全体と比べてもクローゼットは湿度が高い場所でしたが、炭八を使うようになってから、部屋の湿度を下回るようになりました。

実家では小袋タイプを下駄箱に入れて使っていますが、モワッとしたカビ臭が改善された気がするそうです。

布団もふかふか

「炭八」をベッドの下に入れて使う様子

ベッドの下に入れて使えば、布団の除湿とダニ対策もできちゃいます。ジメジメ蒸し蒸しする夏の夜も快適になるんじゃないかと期待大!

公式では8袋を敷き詰める使い方を推奨しているので、よりしっかり除湿したい方は試してみてくださいね。

ちなみに、すのこまでの高さが約7.5cmのわが家のベッドで、ギリギリ頭がはみ出るくらいの厚みがあります。(使っていて気にならない程度ではありました)

存在感は強めです

室内用炭八12L

一つだけネックなのが、どうしても存在感を無視できないこの見た目

部屋全体の除湿として使う場合、置く場所には少し工夫が必要かも……。

カバーがついたセットも販売されているので、クッションのようにソファの上などに置けば見た目は自然ですが、触り心地はやはりゴワゴワします。

1年中お世話になりそう

専用ホルダーに入った「スマート小袋」

「スマート小袋」にぴったりな専用ホルダーもありました

「炭八」は“調湿木炭”なので、梅雨時のジメジメだけでなく、夏場の冷房で乾燥する部屋の加湿もしてくれるのが嬉しいところ。

家から消耗品を一つ減らせたことでストレスも軽くなり、これから気持ちいい空気の中で過ごせそうです!

※こちらの記事は、2023年6月30日初出時の情報をもとに再編集しています。最新の商品情報はブランドの公式HPにてご確認ください。

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