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気温が上がり、「アイスコーヒーを飲みたい」と思うことが増えてきました。でも、1杯分を淹れるのが面倒で、便利な希釈タイプのコーヒーに頼りがち。

本当はコーヒー豆にこだわったりしたいんだけどな……と、そんなことを思っていたら、手軽にアイスコーヒーを淹れられるアイテムと出会いました。

キャプテンスタッグの隠れた逸品

キャプテンスタッグ 「フォルダブル メッシュフィルター 円錐 フック付き 1-2CUP」 2,640円(税込)

フォルダブル メッシュフィルター」は、日本の老舗アウトドアブランド・キャプテンスタッグから発売されているアイテム。

ベースの形は円錐と台形の2種類。そこからさらに、フックの有無、1〜2杯用と2〜4杯用と、用途に合わせて細く分かれていて、全8パターンの中から選ぶことができます。

筆者は、円錐タイプのフック付き・1〜2杯用を選びました。では、さっそく淹れてみたいと思います!

これひとつでOKなのが嬉しい

こちらのフィルターにはフックが付いていて、なんとドリップバッグのようにカップやグラスに直接設置できるようになっています。

今回使ったグラスは直径8cmですが、難なくセットできました。

グラスに氷を入れて、フィルターにはペーパーフィルター用に挽いてあるコーヒー粉を入れます。

説明書には「1杯分:10〜12g、2杯分:20g前後(カップ1杯分は約140cc目安)」と書いてあったので、氷で薄まることも想定して14gに調整しました。

ここからは、普段コーヒーを淹れるときと同じです。少量のお湯を注いで20秒ほど蒸らし、あとは中央に「の」の字を描くようにお湯を注いでいきます。

ステンレスのフィルターなので、ツーッと落ちていきます。感覚としては、ペーパーフィルターよりも速い感じがしました。

フックはよくしなって、たっぷりのお湯を含んでも最後までしっかりと固定できています。

そうこうしているうちに、あっという間にアイスコーヒーが完成!われながら良い感じに抽出できました。

あれっ、お店で飲むコーヒーの味だ!

キンキンに冷えたアイスコーヒーをひと口飲んでびっくり。豆の味がドシッとしていて、直感的に「おいしい!」と感じました。

コーヒーが深煎りだったのもありますが、喫茶店で飲む濃いアイスコーヒーの味です。別の日に浅煎りのコーヒー粉でも試してみましたが、家族から「豆にこだわるカフェのアイスコーヒーだね!」と興奮ぎみに言われました。

ペーパーフィルターだとろ過されてしまうコーヒーのオイル成分まで抽出されるので、香りや風味など豆の個性がしっかりと伝わってきます。さすが、ステンレスフィルター!

その一方で粉っぽくなるのではと気になっていましたが、飲んでみると口の中に残るものはありませんでした。目で見てもわずかに細かな粉が見える程度です。

繰り返し使えるのがいいね

お手入れもカンタン。お湯が落ちきったフィルターを、キッチンペーパーの上にひっくり返します。

トントンと軽く叩くと、8割方の粉が落とせました。

残りはスプーンで優しくかき集めて……。

お湯で優しく洗うだけ。縫い目や折り目に粉が詰まることなく、サーッと流れていきます。思っていたよりもお手入れがラクでした。

今回は撮影のためキッチンペーパーの上に捨てましたが、普段はゴミ箱にそのままイン。毎回の紙ゴミがなくなるのでエコですし、ペーパーフィルターを切らしていた……というウッカリも解消できました。

洗ったあとは風通しのよいところで乾かします。メッシュなので乾くのも速くて助かる!

ちなみに、無印良品のクリップが付いたフックがちょうどよくて便利でしたよ。

薄くて小さいから、もちろんキャンプにもおすすめ!

1〜2杯用でも大きさは、約幅12×高さ8.5cmと手のひらサイズで収納場所をとりません。キャンプに持っていくのにもうってつけです。

今年の夏は、家でも屋外でもおいしいコーヒーを淹れて楽しもうっと!

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