料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、餃子の皮でつくる「ラビオリ」をご紹介します。
残った餃子の皮でつくる「ラビオリ」が絶品!
餃子をつくるとき、タネと皮の数がぴったりになるように包んだはずなのに、「あれ、皮だけ残ってしまった」ということ、よくありますよね。
残った皮で、つくってほしいのがこのラビオリ。いえ、これをつくるために、あえて残してもいいくらい(笑)。
美味しいいひと品があっという間にできますよ。
生ハムとクリームチーズのラビオリ
「ラビオリ」は、小麦粉を練ってつくった生地に、肉やチーズ、野菜などを包んでつくるイタリアのパスタ料理。
餃子の皮を使えば手軽なだけでなく、もちもちとした食感が楽しめるんです。
<材料(10個分)>
・餃子の皮…10枚
・クリームチーズ…30gほど
・生ハム…5枚(1枚を半分にして使用)
・こしょう…適量
・オリーブオイル…適量
<つくり方>
1. 餃子の皮にクリームチーズをひとさじ分のせ、さらに生ハム1/2枚をのせる。
2. 皮の端に水をつけて半分に折る。
3. 両端を合わせて水でとめる。
4. 鍋に水を入れて沸騰させ、3を入れて1分半〜2分ゆでる。器に盛ってこしょうを振り、オリーブオイルをまわしかけたらできあがり。
簡単でしょう?
生ハムの塩気とクリームチーズのコク、ツルッとした皮がとてもよく合います。
シンプルにこしょうとオリーブオイルだけでもいいですし、チーズを振ったり、あたためたトマトソースをからめたりして食べるのもおすすめです。
今回はこのトマトソースを使いましたよ。美味しいのでおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。
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