70

4万円。これだけあれば高級なワイヤレスイヤホンや、欲しかったスニーカーが買えますし、インバウンド需要が高まる今でも近場に一泊旅行くらいなら行けるはず。

ですが、部屋の床掃除をお任せできる「ロボット掃除機」なんて選択肢はどうでしょうか。4万円で買えるモノのなかで、ここまで生活がガラッと変わる存在ってそうそうないと思います。

いいロボット掃除機があれば、時間も生まれるし、ストレスフリーだし、確実に生活が豊かになる予感がしているんです。

新しいルンバが4万円以下で買えるって…え?

とはいえ上を見れば20万円くらいするロボット掃除機。4万円で買えるのはベーシックなエントリーモデルだけでしょ、と思い込んでいたところに、パイオニア的な存在であるアイロボットがやってくれました!

4月19日(金)に発表された「Roomba Combo Essential robot(ルンバ コンボ エッセンシャル ロボット)」は、エッセンシャルと名の付く通り、必要な機能だけをギュッと詰め込みつつ、吸引と水拭きの両立に成功

吸引と水拭きの両方を搭載した2 in 1といえば高額なハイエンドのイメージがありましたが、この「Roomba Combo Essential robot」はそんな悩みを一蹴する、39,300円(税込)という驚きの値付けがされました。

低価格帯のモデルとはいえ、重要視すべきポイントは“清掃力”

ブラシを使って隅までしっかり清掃

清掃力もさすがのアイロボットといったところ。4段階クリーニングシステムを採用したり、モーターを一新したりと、既存モデルにも勝るとも劣らない清掃力をキープ。

実機を走行させて掃除している姿を見せてもらいましたが、デモ用に落とした大きめなゴミもしっかり吸引していましたし、肝心の水拭き機能のクオリティにも驚かされました。

拭き上がりの床を見るかぎり、本当に人が雑巾掛けをしたかのような丁寧な仕上がり。床が水でべちゃついている様子もなく、きちんと適量での拭き掃除をしている印象を受けました。

充電時に自動でゴミを回収するクリーンベースこそ付属しませんが、そのへんを自分でやることが苦でないならこの1台で満足しちゃえるスペックな気がしています。

じつは12年ぶりのホワイト

水拭き機能のON/OFFは、ダスト容器に取り付ける水拭き用モップを着脱することでの自動切り替え。水拭きしたいときだけモップを取り付ける、というシンプル設計です。

安定した使いやすさ・アプリを活用しての効率性、そしてブランド力。それらを鑑みて、4万円で買える新型ルンバ、この価格帯の製��として、かなり買い得である!と個人的に結論しました。

ルンバのモデルはグッと絞られるみたい

そのほか、新しく「コンボ j5+」と「コンボ i5+」の2モデルが発表されました。

どちらも通常のダスト容器と水拭き対応のダスト容器を交換することでモードを切り替える2 in 1モデルで、違いは落ちているモノをカメラで判別する高機能センサーの有無

クリーンベースはどちらにも付属しており、自動ゴミ収集が可能。これに溜まったゴミを処理するの数か月に1回くらいでいいそうなので、本当にラクの極みですよね。

こちらは「コンボ j5+」。ボディ前面に搭載されたカメラで床に落ちたモノを判別する。

高機能な「コンボ j5+」は、ペットや小さなお子さんがいるご家庭におすすめ

カメラセンサーによる障害物検知機能を搭載しているため、床の上に置かれた物をしっかり回避しつつ効率的に掃除を遂行してくれます

床に落ちている子どもの靴下やペットのフンの前でロボット掃除機が停止している、なんて事態も避けられて、外出中でも安心ですよ。

アイロボットは今後、吸引と水拭きの2 in 1モデルをメインにした製品展開をしていくそう。カタログに載るモデル数が少なくなることで、選び方もシンプルになっていくはずです。

画像:アイロボットジャパン公式プレスリリースより

4万円でこんなにQOLを上げられるものって…

テクノロジーが進歩している現代ですが、4万円でここまで生活を変えてくれる家電・ガジェットはほかにあるでしょうか。

ちょっと考えてみても、暮らしに大きな変化を与えるモノって、もっとお金がかかってくる気がしています。

新生活で一人暮らしをスタートさせた人、ロボット掃除機をまだ使ったことがない人、もっと自由時間を作りたい人。「Roomba Combo Essential robot」、さすがにグッときませんか?

永遠に続く「水垢問題」を一掃。無印良品の80円アイテムや話題のふきんでピカピカがキープできた!

Ranking

RELATED ARTICLES