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これまで何度も習慣化を図りつつも、結局脱衣所の隅でホコリをかぶっていた「体重計」。

見えるところに置いておくと使わないときに邪魔だし、収納するとわざわざ出すのが面倒で使わなくなってしまう……。

そんなわが家の体重計事情を覆したのが、まるでドラえもんの秘密道具のような「スマートバスマット」でした。

バスマット×体重計=「スマートバスマット」

issin 「スマートバスマット(グレー)」 16,980円(税込)

東京大学発ヘルスケアスタートアップのissin株式会社から、2022年11月に一般販売を開始した「スマートバスマット」

私が購入した今年2月には、人気のためか在庫切れの状況が続き、製品の到着までに1ヶ月以上待ちました。

便利な最新家電は数あれど、バスマットと体重計を掛け合わせて、しかもスマホと連携させるなんて、聞いたことがない……。

この「スマートバスマット」を「バスマット」たらしめているのが、このソフト珪藻土マット

濡れた足で乗ると水分を吸収して、脱衣所がびしょびしょになるのを防いでくれます。

毎日使っていると汚れてきますが、洗濯機で洗えるから衛生的。替えのマットも販売されているので、洗い替えも用意できます。

裏面についている滑り止めがシールのようにピタッと貼り付いてくれるので、マットが体重計からズレてしまうこともありません。

シンプルな操作性

本体のつくりはとてもシンプル。表面にはディスプレイやボタンはなく、ライトと充電口があるだけ

裏側には電源スイッチとリセットボタンがありますが、初期設定で使ったくらいであまり出番はなさそう。

初期設定は、接続状況や充電状況をライトで確認しながら行います。難しい操作はありませんが、2人同時に設定しようとしたらうまくいかなかったので、まずは1人が管理者として設定するのがよさそう。

USB充電方式なのもうれしいポイント。専用のマグネット式充電器で、マットをつけない状態で充電します。充電の持ちは、��ル充電で半年間。

ユーザーは最大8人まで登録することができ、ユーザー間でデータの共有も可能。体重は伏せて増減傾向だけ共有したり、遠く離れた家族の健康状態をチェックしたりもできちゃいます。

アプリで体重管理

本体にディスプレイがないため、測定結果はスマホで確認します。

Wi-Fi経由でスマホと連携するため、Bluetoothのように毎回接続する必要がなく、ただ乗るだけで結果が自動送信されるのが楽ちん!

専用のアプリでは体重の増減をグラフで確認できるほか、BMIの数値も見られるようになっています。

以前は体脂肪率や内臓脂肪レベルなどの項目が細かくチェックできる体組成計を使っていましたが、体重以外の項目はほとんど見ていなかったので、私にはこのシンプルさで十分でした。

体重管理モードは全部で6つ。「ダイエットモード」、「健康維持モード」、「チャイルドモード」、「マタニティモード」、「ベビーモード」、「ペットモード」から選べます。

スマホを持っていない子どもの体重も、同じデバイスで管理できるのが便利です。

1週間ほど使ってみて…

1週間ほど使ってみて一番感じたメリットは、やはり体重計に乗る習慣が身についたこと。

これまで洗面台の前やベッドの横など、生活動線上に体重計を置いて習慣化を図ったこともありましたが、掃除のときなどにどうしても邪魔になり、次第に部屋の隅に追いやられてしまっていました。

それがバスマットと合体したことにより、自然と「毎日必ず使うもの」に。

体重の増減が可視化したことでダイエットのモチベーションも上がり、普段の暮らしの中での健康意識も自然と高まりました。

ひとつだけ改善を期待しているのが、体重測定の速度

「ピッ」という音がするまでの3秒ほどはピタッと静止していないと体重が計れないようになっているんです。バスマットの上に乗っていても、体を拭いたりして動くとうまく反応しません。

慣れてしまえば自然とできるようになりますが、まったく無意識のうちに体重測定できるというわけではないのでご注意を。

脱衣所もスッキリ

もうひとつ嬉しかったのが、定位置が掴めなかった体重計がなくなったことで、脱衣所の掃除がしやすく、見た目もスッキリしたこと。

大きさは60×39cmと、一般的な体重計より大きいですが、バスマットだと考えたらちょうどいいサイズ感。

無理なく健康管理できて暮らしも快適になるバスマット、これはなかなかいい買い物をしたな〜。

コスパ重視・最低限の機能で十分な私にぴったりだったスマートウォッチは…

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