Text and Photographed by かくれい
フローリング用掃除シートをつけるスティックはいろんなメーカーが出しているが、数年使う中で結局一番使いやすいのはこれだと確信している。
純正のクイックルワイパー
花王「クイックルワイパー」1,343円(税込)
クイックルの純正ワイパーである、クイックルワイパーは、侮れない使い勝手の良さ。
いろいろ試した結果、これが一番ストレスなく使えるワイパーだと感じている。
思い通りにスイスイ動く
まず、とにかく軽い。約340gしかないので、片手でもスイスイ動かすことができる。これなら家中を掃除しても全然疲れない。
それだけ軽量でありながら、かなり丈夫に作られているので長く使える。汚れを落とそうと力をかけて拭き上げることもあるが、使い続けてもジョイント部分がへたってこないのは驚きだ。何年か使っているが、今も購入時とほとんど変わらない使い心地をキープしてくれている。
小回りも抜群だ。つぎ目がとても良くできていて、手でグルングルン回せてしまうほど滑りがいい。しかも根本から曲がるので3cmの隙間にも突っ込める。
これなら棚の下や椅子の下などの掃除しにくい部分もストレスなく拭き上げることができるので、短時間で隅々まで掃除を済ませられる。
スタンド要らず
![](https://media.loom-app.com/roomie/dist/images/2024/04/20240221_QUICKLEWIPER-4.jpg?w=891)
上部のラバーのおかげで簡単には倒れてこない
そして一番のお気に入りポイントは、ハンドル上部のラバーだ。掃除中に家具をどかすためにワイパーを壁に立てかけて手を離すと、大抵のスティックは滑って倒れてしまうが、これならピタッと止まって倒れてこない。
立てかけておくだけで自立していてくれて、保管時もスタンドいらず。壁際ならどこでも自立させて置けるので、使い勝手のいい場所に立てておけばパッと手に取ってすぐ掃除することができる。
デザインもいい
デザインもシンプルで、部屋の中に置いておいても気になりにくい。色も白と黒の2色あり、インテリアに合わせて選ぶことができる。価格も手頃なので、部屋ごとに似合うものを1本置くようにしている。
純正がこれだけ洗練されたデザインなのは本当に嬉しい。
不満な点は正直全くと言っていいほどない。強いて挙げるとすれば、黒色のワイパーにシートを取り付けると白くて目立つのが気になるくらいだ。クイックルワイパー純正のシートには全体が真っ黒なものがないようなので、ワイパーに合わせた色のシートがあればいいのになとは思う。
汚れも当然よく取れる
![](https://media.loom-app.com/roomie/dist/images/2024/04/20240221_QUICKLEWIPER-1.jpg?w=891)
シート全体で汚れを拭き取ることができる
純正のワイパーなので当然シートの能力をしっかり活かしてくれる。パッドは立体になっており、シート全体がゴミを絡め取ってくれるので1枚でたっぷり掃除ができる。シートの取り付けも楽に行うことができ、使用中に外れたり取りにくかったりすることもない。気持ちよく使えるフローリングワイパーの正解だと感じている。
悩ましい「生ゴミ入れ」。色々探して辿り着いたのは、知る人ぞ知るメーカーの究極にシンプルなこれだった
水垢やカビ、最初から発生させなければいいのでは!? 水回り掃除の負担を減らすアイテムまとめ