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なるべく手間をかけずに、自宅でもおいしいごはんを楽しみたい。

ミニマルなデザインとその機能性が人気を集める日本の家電メーカー、シロカの「おうちいろり」は、そんな願いを叶えてくれるでしょう。

1台で焼き・煮込み・蒸し料理など幅広く楽しめます。

先日、シロカのオフィスにお邪魔して「おうちいろり」を使った春めくランチコースをいただきました。教わったレシピも一緒にご紹介します。

1台5役。土鍋も網焼きもできちゃう

写真提供:シロカ

ホームベーカリーや電気圧力鍋、サーキュレーター、掃除機などの生活家電を展開するシロカ。リーズナブルな価格も魅力の家電メーカーです。

2023年12月に発売された「おうちいろり」は、囲炉裏のようにみんなで食卓を囲むことをコンセプトにつくられた調理家電。

これ1台で焼き、蒸し料理、土鍋やホットプレートとしても楽しむことができるんです。

写真提供:シロカ

付属のプレートは、焦げつきにくい線径1.6mmの極太網を採用した「焼き網」、4.5cmの深さで幅広い料理に対応する「深皿」、直径45mmの大玉たこ焼きができる「ボールプレート」、伊賀焼窯元・長谷園の「土鍋」「蒸し皿」の5種類。

ちなみに、土鍋と蒸し皿なしのモデル「SQ-D151」もありますよ。

みんなで囲むとめちゃくちゃ楽しい

シロカのオフィスにお邪魔して、おうちいろりを使った春のランチコースをいただきました。

まず1品目は、焼き網を使った「そら豆と筍の炙り」。

スライスしたサラミも一緒に炙った。

さっと炙ったそら豆とたけのこは、そのまま食べてもおいしいけど塩をつけると味の輪郭がくっきりします。山椒みそを付けてもおいしかった!

写真提供:シロカ

油受けに水が張れるようになっているから、煙が出にくいのもうれしい。本体パーツをヒーターから外して洗うことができてお手入れも簡単です。

2品目は、土鍋と蒸し皿を使って「春野菜とはまぐりの蒸しもの」をいただきました。

蒸した芽キャベツや菜の花は、緑が鮮やかで見た目もきれい。野菜本来の甘みと上品な苦みも感じられます。スナップエンドウの水々しい食感もいい!

3品目は、蒸し皿を外して「クレソンと豚肉のしゃぶしゃぶ」を。

はまぐりや春野菜の旨みたっぷりのダシで、豚肉、レタス、豆もやし、えのき、豆腐などをくぐらせます。

つけダレの塩麹とグレープフルーツのソースがこれまたおいしかった! グレープフルーツのほろ苦い酸味と豚肉の甘みがマッチしています。最後に散らしたかいわれ大根のピリっとした辛さもアクセントに効いていました。

鍋のシメにはフォーをいただきました。

付属する蒸し皿と土鍋は、約180年の歴史を受け継ぐ三重県伊賀市の窯元「長谷園」のもの。土鍋「かまどさん」はふっくらおいしい米が炊けると人気で、炊飯土鍋の最高峰とも言われています。

最後はボールプレートを使って、焼きたてのどら焼きをいただきました。

その場で皮を焼いて、あんこといちごを挟んでいただきます。

抹茶といちごの色合いもかわいい〜。

シロカのロングセラー商品「カフェばこ」で淹れたコーヒーも一緒にいただきました。

2014年12月発売の「カフェばこ」第1世代。

こちらが取材時点で最新の第4世代。細かな機能のリニューアルはありつつも、アイコニックな見た目は変わらず。

自炊の幅が広がりそう

写真提供:シロカ

事前に食材の準備をしておけば、キッチンに立たなくても調理しながらみんなで食事を楽しめるのがいいですね。

狭いキッチンだとなかなか人を呼びづらかったりもしますが、テーブルと「おうちいろり」さえあれば小スペースでも問題なくホームパーティが開けそうです。

ひとりでのんびり好きな食材を炙ったり、たこ焼きするのも楽しそう!

今回、ごちそうになったメニューのレシピはこちら!

特製の山椒みそは、野菜だけでなく魚やお肉につけても絶対おいしいはず。

シロカの扇風機は「ハンドサイン」で操作できるらしい……

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