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※本記事は2023年08月10日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by 山﨑 舞

100均やニトリ、Amazonなどでも見かける「レンジでパスタができる容器」。

以前から100均のものを使っていたのですが、ふと気になったのがほかのお店で売られているものとの違い。

今回は3種類の「レンジパスタ容器」を比較してみました!

お値段とデザインを比較&使い方を紹介

100均のアイテム

まずは、筆者が使用中の100均で売られているパスタ調理容器です。

ダイソー「電子レンジ調理器(パスタ用)」110円(税込)

ダイソー以外の100均でも同様のものを見かけました。

見た目は大きめの保存容器。この容器で1〜1.5人前のパスタが調理可能。

フタには1人前・1.5人前のパスタゲージ付き。調理方法もフタに書かれています。

容器には両サイドに湯切り口がついています。

容器の側面には水位線がついているので、入れる水の量がわかりやすいですよ。

ニトリのアイテム

続いて紹介するのが、ニトリの「レンジ調理容器パスタ用(小 グレー)」

ニトリ「電子レンジ調理器(パスタ用)」599円(税込)

こちらは1〜2人前のパスタを調理できます。サイズは2種類あり、大を選べば1〜4人前まで調理可能だそうです。

フタに1人分のパスタゲージと湯切り口もついています。

容器の底が波型になっているのも特徴的。

容器の側面には1人前・2人前それぞれの水位線がついています。

ショッピングサイトで見つけたもの

最後にAmazonで購入したのがイノマタ化学の「電子レンジ調理器 パスタ用」。

イノマタ化学(株)「電子レンジ調理器 パスタ用」1,248円(税込)※楽天市場価格

こちらも1〜2人前のパスタが調理できます。

特徴的なのが、取り外しができるパスタゲージにフタについていること! 1人前・2人前それぞれ計れるので使い勝手がいいんです。

湯切り口はフタと容器それぞれについています。

容器側面に水位線が書かれているのは、ほかの2つと同じですね。

見た目を比べると微妙な違いですが、使ってみるといろいろと特徴を発見しました。

レンジパスタ容器の使い方

パスタ調理器の使い方は、どれもほぼ同じです。いつも使う100均の容器で紹介します。

まずはパスタを入れ、水を側面にある水位線まで入れます。そのあと塩を小さじ1/2ほど投入。

あとは「パスタの規定茹で時間+5分」の時間を500wの電子レンジで温めるだけ! フタをつけると吹きこぼれてしまうので、必ずフタをせずに温めましょう。

温め終わったら、フタをつけて湯切りをします。

お好みのパスタソースを絡めれば、パスタの完成です。

お湯を沸かす必要がないので、暑い日でも快適! レンチンしている時間を自由に使えるのもメリットです。

水の量や時間を調整すれば、好みの茹で具合にできますよ。

茹で上がったパスタの食感を比べてみたよ

ここからは、それぞれの容器でつくったパスタの食感を比較してみます。茹で時間9分の同じパスタを、500wのレンジで14分温めました。

100均アイテム

100均のものは、3つの中でも特にもちもちの麺になったと感じました。

もっちり感を活かしてナポリタンやボロネーゼソースがぴったりです。

気になったのが、湯切りのときに熱いこと。

容器の両サイドに湯切り口があるので、傾けたときに自分サイドの湯切り口から蒸気が出ます。慎重に行いましょう。

ニトリのアイテム

ニトリのものは、プリッとした食感ともっちり食感の中間。

さっぱりしたトマトソースが合いそうだと感じました。

こちらも湯切りに注意が必要。

フタの長辺部分に湯切り口があり一気に湯切りができますが、持ち手が狭いので、キッチングローブなど使って慎重に湯切りをしましょう。

ショッピングサイトで見つけたもの

Amazonで購入したものはいちばんアルデンテに近い食感で、普通に鍋で茹でたものとほぼ変わらないと感じました。

こちらはオイル系のソースでも合いそうです。

湯切り口は短辺の1つだけなので、熱い蒸気に当たることなく湯切りができました。

持ち手は少し狭いので、要注意です。

3つを比べてみると、手軽に試したいなら100均、パスタを多めに茹でたいならニトリ、アルデンテ食感で食べたいならイノマタ化学のものがいいなと思いました。

レンジパスタ容器でそうめんも茹でられる!

ちなみにイノマタ化学のものは、別に説明書がついています。

それによると、そうめんや温野菜もつくれるのだとか!

そうめんの場合は熱湯を入れた容器にそうめんを入れてほぐし、500wの電子レンジで規定の茹で時間分あたためるだけ!

流水で冷やしたら完成です。水から茹でる方法も記載されていましたが、熱湯を使った方がおいしく出来上がりました!

温野菜は軽く水切りをした野菜を容器に入れて、フタをずらして乗せて電子レンジにかけるだけ。野菜ごとの目安時間は説明書や容器にも記載されています。

レンジでパスタやそうめん、野菜まで調理できるなら使わない手はありません! これからもパスタ調理容器を使って、毎日の食事の準備を楽にしようと思います!

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