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日々寒さが厳しくなるなか、それと比例するように心地よくなるのがお風呂

特に編集部には銭湯やサウナ好きが集まっていることもあり、個人的にオススメできる「マイベスト銭湯」を紹介してもらいました。

今回は前編です!

▼後編はこちらから

山梨・北杜市「ペーター湯」(ちゃなまる)

登山中の男性

今年5月、天気が良い日を狙って山梨県の金峰山と瑞牆山へ山登りに行きました。テントを背負って1泊2日の山行、どちらも好きな山なので、楽しかったです。

毎回、JRの「韮崎駅」から登山口につながる「みずがき山荘駅」まではバス移動。

帰りには同バスの途中下車駅である「増富の湯」に寄って、温泉を満喫して帰るのが鉄板コースなのですが、このときはなんと「増富の湯」が休館中!

これは由々しき事態。どうしても温泉に入って帰りたい! とバスの運転手さんに聞いたところ、「ハイジの村クララ館にある『ペーター湯』なら、たしか日帰りで入浴できるはず」と、なにかの暗号のような話を聞いたので、行ってみることにしました。

クララ館

ハイジの村「クララ館」はバスの駅にもなっています。

立ち上がったクララ

中に入ると、力強く立ち上がったクララが微笑みながら山の動物たちとお出迎え。

男湯

入館を済ませると、男性は「ペーター湯」へと通されます。

ハイジのメルヘンな世界観も、山梨の絶景も、お風呂やサウナの気持ちよさも、間違いなく今年1番。トリップ感が素晴らしい入浴体験でした、オススメです!

ハイジの九谷焼の豆皿

良すぎて、ついついお土産に「ハイジの九谷焼の豆皿」を買っちゃいました。これでお刺身とか食べてます~。

東京・大田区「ゆ~シティー蒲田」(蒲田おにぎりちゃん)

わたしのマイベスト銭湯は、東京都大田区にある「ゆ~シティー蒲田」です!

ゆ~シティー蒲田

蒲田駅の東口から歩いて5分で、お昼の11時からオープンしています(火曜定休)。思い立ったらすぐ行けるので、一番よく通っている行きつけ銭湯です。

お風呂の種類が豊富で、ジェットバス、電気風呂、そして露天の「黒湯」が堪能できます。独特の香りがクセになる……。

なんといっても、お風呂上がりに2階の宴会場で食事が楽しめるのが最高~! なんとカラオケもできちゃいます。

カラオケチケット

3年前、その場で居合わせたお客さんたちとみんなで即席カラオケ大会をしたのは、ゆかいな思い出です。

着替えはオリジナルキャラのTシャツがオススメ。

「FURO-ZANMAI」Tシャツ

「FURO-ZANMAI」という名前で、通販でゲットできます。缶バッジやステッカーも欲しいな~!

福岡・福岡市「西公園浴場」(のたりきたり)

私のイチオシは、福岡市随一のさくらの名所である西公園にある、その名も「西公園浴場」。

西公園浴場

教えてもらったのは近くの大濠公園を走るラン友から。「とにかく清潔な銭湯。走った後に最高だよ!」という言葉に釣られて暖簾をくぐり、はや3年。以来、日常にぐったり疲れたときなどに癒されに行っています(笑)。

友人の言葉通り、浴場はいつもピカピカに磨き上げられていて、気持ちよく湯浴みができます。加えて気に入っているのは湯の温度で、芯まで冷えた体もすぐにあたたまるほど。湯上がりポカポカになりたい私好みです。

湯船も深いので、肩まで浸かれます。湯が真っ白なシルキー風呂はなめらかで、美肌になったような気も! 毎月第3土曜日には朝湯もあり、こちらもオススメです。

東京・豊島区「大塚記念湯」(GAKU)

大塚記念湯

豊島区南大塚の「大塚記念湯」はご近所ということもあり、週4回のペースで足しげく通っています。昭和元年に創業したこちらは、元号が大正から昭和に変わったことを記念してその名が付いたのだそう。

下駄箱の木製の松竹錠、浴場に置かれたケロリン桶など“昭和の銭湯”を感じさせるレトロな雰囲気に心まで癒されます。天井や浴場の壁には壮大な大宇宙画が描かれているのも特徴。

そんな“スペース銭湯”で、ちょっとした宇宙旅行気分を味わってみるのもいいですよ。浴場のぬる湯、あつ湯、水風呂を繰り返し浸かる温冷交代浴で気分は爽快! 2階に「サウナニュー大塚」(別料金)があるのでサウナーにもオススメです。

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