何かと便利な「冷凍肉」ですが、自然解凍だと時間がかかってしまい、電子レンジの解凍はなんだかうまくいかない……。
そんな時に見つけたのが「解凍プレート」。
なんと置くだけで解凍時間が短縮されるということで、実際に使ってみることに。
ただ置くだけの解凍プレート
「急速解凍プレート」 1,890円（税込）
放熱性に優れた高純度のアルミを使用した「解凍プレート」。解凍したいお肉や食材をプレートの上にただ置くだけのとってもシンプルなアイテム。
約29.5×20.5㎝と、一般的なまな板よりも小さいサイズ感がちょうどいいんですよね。
厚さは約3㎜の薄型設計で、いろんなすき間にサッと収納することができます。
何度でも繰り返し使うことができ、電気やガスを使わないので省エネにもなるのも魅力のひとつ。ちなみに食洗器は使用不可です。
両サイドには吊り穴もあるのでフックなどにかけて収納することも。ただし、かなり小さめの穴なのでプレート側にリングなどを取り付ける必要がありそうです。
横から見てみると、プレートには溝加工が施されています。これは、放熱と排水の効率を上げるためで、素早い解凍と水切りが期待できるんです。
解凍プレートの実力
実際にお皿（左）と、解凍プレート（右）の上に氷を同じタイミングで置いてみました。
すると、プレートに置いた氷がすぐに溶け始めました！
46秒後には、明らかに違いが出てきて解凍プレートの上に置いた方の氷は半分ほどが溶けてしまう結果に。
想像以上の解凍スピードに驚きました。
豚肉は30分程度で解凍
続いて、豚肉の解凍時間を検証。
解凍時の温度環境にもよりますが、今回は30分程度ですぐに使えるまでの解凍ができました。
一方普通のお皿のお肉は、表面は柔らかいのですが中がカチカチの状態でした。
自然解凍よりも解凍時間が短縮でき、お肉のドリップも最小限に減らせてうまみも逃がさず、衛生的ですよね。
ちなみに、薄い肉でも重なっていると解凍までに時間がかかってしまうので、重ねる際は1～2枚が良さそうです。
ラップで包んでも使用可能
生のお肉をそのまま置くのが気になる場合は、ラップを敷いて使うこともできます。
冷凍の際に包んでいたラップをそのまま使うこともできるので、冷凍庫から出したお肉をポンッと置くだけでOK。
料理を始める時に置いておけば、他の料理や準備をしながら勝手に解凍してくれるなんて、ズボラな私にとってはまさに神アイテム。
冷凍するときの注意点
ひとつ気を付けたいのが、プレートとお肉の“接地面”。
冷凍時に曲がったまま冷凍してしまうと、プレートの上に置いたときに浮いてしまい、解凍の時間が長引いてしまうことも。お肉を冷凍するときにバットなどを敷いて曲がらないようにすれば解決できますね。
これからお鍋料理も増えてくる時期なので、大活躍してくれそうです！
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