日常的によく飲む日本茶。
お湯の温度や抽出時間が大事というのは知っていたのですが、ついサボってしまいがちでした。
今回はお湯の温度によって、どれくらい味に変化があるのかを飲み比べてみました！
湯温の差で煎茶がたちまち、おいしくなった!!
まず、飲み比べてみたのは煎茶。
煎茶は70〜80度のお湯で、1分ほど蒸らすといいそうです。
まずは沸騰したてのお湯で淹れてみます。
お湯を入れてからすぐ「なんか濁っている気がする……」と感じました。
飲んでみるとまずくはないのですが、なんだか嫌なえぐみが。後味は渋くて、苦味が残ってしまいました。
香りもそこまで立っていない印象です。
今度は適正温度の75度で淹れてみます。
まず違うのが香り！
緑茶の心が和む香りがふわっと漂ってきました。これは沸騰したてのお湯にはなかった感覚です。
飲んでみるとえぐみや渋さはほとんど感じず、甘さと適度な苦味が感じられるように！
飲み口が柔らかいので、ごくごく飲めそうな味わいになりました。
玉露の飲み比べは衝撃的な展開に！
さらに高級茶・玉露の飲み比べもしてみました。
少しお高めなお茶だからこそ、本来のおいしさで楽しみたいですよね。
とはいえ飲み比べなので、まずは沸騰したばかりのお湯で淹れてみました。
蒸らし時間は2分〜2分半がいいそうです。
飲んでみると、苦味や葉の渋さが引き立つ味わいに……。
飲んだ後しばらく、口の中に苦味がもやもやと残ってしまいました。
また、飲むたびに味が変わるような印象。味が安定していないと感じました。
今度は適正温度で淹れます。玉露の場合は50〜60度がいいのだとか。
淹れてみると、香りの広がり方が違います！
お湯を入れてから徐々に、海苔のような香ばしくふくよかな香りがふわっと広がってきました。
この香りは「覆い香」と呼ばれる玉露ならではのもの。沸騰したお湯のときには感じませんでした……。
飲んでみると、先ほどとは別もの！
飲み口はまろやかで、とろみすら感じます。
味は甘みや旨みが強く、苦さはほとんどありません。飲んだ後は爽やかで、すぐにもう一口飲みたくなってしまいました。
茶葉の量や抽出時間は同じで、変えたのは温度だけ。それなのに、ここまで味わいが変化するなんて驚きでした！
ほうじ茶は沸騰したお湯でもOK
ちなみに、ほうじ茶は90〜100度の熱湯で15秒ほど置いてから飲むとおいしいそうです。
なので、いつもどおり沸騰したてのお湯を淹れてOKですが……
適正の95度で淹れてみました。沸騰したお湯で淹れたものより心なしか後味の苦味が軽減したような？
でも正直、それほど変わらないかな〜というのが感想です。
面倒な湯温調整はケトルにおまかせ！
「温度で味が変わる！」と実感しても、お茶を淹れるたびにお湯の温度を測るのは大変。
ですが、山善の「電気ケトル EGL-C1281」を使えば、ボタンひとつで適正温度のお湯が用意できます。今回の飲み比べでも大活躍してくれました！
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このケトルは、50度から100度の間なら、1度ずつ温度を変えられるんです。
温度調整はタッチするだけでOK！ さらに保温機能もあり、なにかと便利です。
部屋になじむミニマルなデザインも◎
使ってみて感じたのが、注ぎやすさ。
注ぎ口が細いので、狙ったところへ的確にお湯を入れられます。
勢い余ってお湯を入れすぎることがないので、コーヒーを淹れるときやカップ麺をつくるときにも便利です。
細口のケトルはカフェにありそうな見た目で、木目調のインテリアと相性抜群。
お部屋の雰囲気を壊さず、沸かしている間に湯気もほとんど出ません。
ちょっと残念に感じたのは、電源コードがやや短いこと。
0.7mあるのですが、我が家のケトル置き場から電源まで微妙に足りず、延長コードを使うことに……。
ケトル置き場から電源までの距離を、購入前に確認しておくのがオススメです！
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さらにおいしく日本茶を淹れられるアイテムもあるといいよね
「KINTO」のこのグラスなら、煎茶を淹れるのも飲むのも楽ちんなんだ
