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Photographed by 山科拓郎

ライフハッカー[日本版]より転載。

何かと忙しい朝。豆から淹れたおいしいコーヒーが飲みたいけど「あまり時間の余裕が…」と困った経験、コーヒー好きなら一度や二度はあるのではないでしょうか?

それに、ハンドドリップで豆のポテンシャルをフルに発揮するには、慣れとテクニックも必要です。より早く、気軽においしいコーヒーを楽しみたいなら、machi-yaでプロジェクトを実施中の真空抽出コーヒーマシン「VAC ONE」は見逃せない存在かも。

独自の抽出方法により、なんとホットコーヒーはたったの30秒で完成。時間のかかるコールドブリューコーヒーでも、所要時間はわずか4分でというから驚きです。しかも、その味わいはハンドドリップ以上に芳醇かつクリアに仕上がるというから、コーヒー好きとしては気になることこの上なし。

めっきり涼しくなったので、今回はお借りしたサンプルで、ホットコーヒーを淹れてみました。世界のバリスタにも認められたという、その味わいやいかに?

どこへでも持ち運べそうなコンパクトさ


抽出時に使用するのは、主にガラス製のカラフェと「VAC ONE」本体のみ。本体には抽出ユニットやフィルター、バッテリーなどがコンパクトにまとめられていて、カラフェの持ち運びに気をつければ、アウトドアでも使用できそうです。


使用時は、本体をカラフェに装着します。この際、ゴム状の部分がしっかりはめ込まれているか、事前に確認しておきましょう。

豆を用意していざ抽出!


説明書の記載によると、ホットコーヒーを淹れる際は、中細惹きのコーヒー豆(20g)を推奨とのこと。付属のスプーンを使う場合は、3〜4杯入れればOKです。


続いて、ガーッと挽いた豆を「VAC ONE」本体上部に入れ、お湯を注ぎます。

この際の注意点としては、沸騰したばかりのお湯を使わないこと。説明書ではおよそ94℃のお湯が推奨されていたので、少し冷ましてから注いでみました。

目盛りが刻まれているので、適正な湯量が一目瞭然。ホットコーヒーの場合は、3段階のうち真ん中の印(350ml)に合わせます。


付属の撹拌棒でかき混ぜたら、30秒ほど待ちましょう。その後、真ん中にある白いボタンを押すと抽出がスタートします。


真空抽出時の様子、上のGIF動画でおわかりいただけるでしょうか?

ここでは、カラフェ内部が真空状態になり、サーバーとドリッパーに圧力差が生じています。すると、パスカルの原理により、圧力を同じに保とうとする力も生じることに。

その過程で水がコーヒー豆へと浸透。サーバーとカラフェの圧力が同じになるまでこの状態が続くことで、コーヒーの風味やうまみをたっぷり吸い込んだ水分がカラフェに移動する…という仕組みとのことです。

う〜ん、パスカルの原理は学生の頃に習った気もしますが、文系の私は完全にうろ覚え…。ただ、ゆっくりと抽出されている様子を眺めていると、完成が待ち遠しい&心安らぎますね。

完成したコーヒーを味見


何はともあれ、ついに抽出が完了! カラフェ付きなので、そのままカップに注げるのがいいですね。

肝心のお味ですが、確かに雑味がなくクリアな印象。深入りのブレンド豆を購入したのですが、ほどよい苦味はありつつ、甘みも感じられて率直においしいです!

コーヒの苦みや雑味は抽出時に発生する泡が要因という話もありますが、泡の混入を防げるのも「VAC ONE」の強み。豆本来のおいしさを引き出してくれて時短にもなるなら、手放せない存在になりそうですね。


しかも、すべての部品が分解可能かつ耐水使用なので、使用後のお手入れもラクラク。サッと水洗いするだけで、すぐに使えるキレイな状態になりました。


充電は本体下部にあるキャップを外し、付属のUSBケーブルを差し込んで2時間ほどで完了。満充電にすれば、100回以上の抽出が可能とのことで、1日3回でも1ヶ月以上は充電不要という計算です。う〜ん、ストレスなく継続して使えそう…!

忙しいときでもおいしいコーヒーがすぐに楽しめる「VAC ONE」は、machi-yaでプロジェクトを実施中。

執筆時点では、一般販売予定価格18,700円(消費税・送料込み)のところ、先着200名限定の早割なら、13%OFFの16,270円(消費税・送料込み)で支援可能な状況でした。コーヒーラバーなら、一度は試す価値のあるプロダクトだと思います。普段淹れているコーヒーと、ぜひ飲み比べてみてくださいね。

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