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コーヒーは、カフェや街角で気軽に楽しめる飲み物。ですが、もちろん自宅でゆっくり淹れて飲むのが好きという人も多いでしょう。

そんなふうに誰もが楽しめるのがコーヒーの魅力ですが、だからこそ奥が深いのも事実。

自宅でもっと香り高いコーヒーを楽しむ方法をコーヒールンバの平岡佐智男さんに聞きました

どんな豆を使うのか? どんな道具で淹れるのか? ちょっと本格的に自宅でコーヒーを淹れようとしただけで、たくさんの情報に翻弄されてしまいます。

そこで、今回はコーヒーの“香り”の部分に着目。コーヒー芸人として活躍中のコーヒールンバ・平岡佐智男さんに、自宅でもっと香り高いコーヒーを楽しむ方法を聞きました。

毎日淹れても研究し続けたくなる、コーヒーの“香り”���魅力

毎日淹れても研究し続けたくなる、コーヒーの香りの魅力

タリーズコーヒーで店長を務めた経験のある平岡さんは、コーヒー好きが高じて、カフェ「SACHIOPIA COFFEE」をオープン。さらにコーヒーにまつわるROOMIE ADVISERとしても活躍いただいています。

平岡さんにとって、コーヒーの香りにはどんな魅力があるのでしょうか。

「コーヒー歴15年くらいになるので、お仕事でもプライベートでも、コーヒーの香りは生活の一部です。これだけ毎日淹れていても、コーヒーにはたくさんの“香り”があり、まだまだ研究したいと思わせられるのが魅力でしょうか」

平岡さんはあらゆるシーンでコーヒーを楽しむ生活を送っているそう

朝起きたときや食後、そして帰宅してから一杯……。平岡さんはあらゆるシーンでコーヒーを楽しむ生活を送っているそう。

「コーヒーは本当に香りが豊かなんです。お花のような華やかさだったり、レモンみたいな爽やかさがあったり。本当に繊細で、飽きることがないですね」

ケニア産の豆は、コーヒーのプロが好む香り

ケニア産の豆は、コーヒーのプロが好む香り

コーヒー豆は産地が違えば香りも変わります。さらに、焙煎の仕方や淹れ方によっても香りの出方は違ってくるそう。ちなみに平岡さんは、中煎りの“バランスよく親しみやすい香り”が好みなのだとか。

「まず、自分の好みを知ることが大切だと思います。好きな香りが分かると一気にコーヒーにハマってしまいますよ」

今回は、特に香りの高い種類の豆をお持ちいただき、特徴をうかがってみました。豆の見た目だけでは、正直ほとんど違いがわかりません……。

浅煎りのコーヒーは紅茶のように優しい色合いで、爽やか

「『コロンビア・ピエドラス・ゲイシャ』という種類は希少な豆でかなり特徴的。レモンの爽やかさや紅茶のようなエレガントな感じを楽しめる香りだと思います」

浅煎りのコーヒーは紅茶のように優しい色合いで、爽やかな飲み心地です。

ケニア産の豆は、コーヒーのプロが好む香り

『ケニア・カムワンギ』という豆は、深煎りで。平岡さんによればケニア産の豆は、コーヒーのプロが好む香りなのだそう。

一番の魅力は、その複雑さだと思います。鼻に抜ける独特の香り。香りの成分がたくさん含まれているのを感じますね」

と、ここまで平岡さんがコーヒーを淹れる姿を見ていて、気がついたことがいくつかありました。いよいよ、香り高いコーヒーを淹れるためのヒントを教えてもらいます。

豆は粗め、お湯の温度は高めに。コーヒーの“香り”を最大限に引き出す方法

コーヒーの香りを最大限に引き出す方法

まず、平岡さんがコーヒーを淹れるときに必ず行うのが「計量」。コーヒー豆を挽く前、そしてコーヒーを淹れるときもお湯の量をはかっていました。曰く、計量はとても大事な工程なのだそう。

「もう、めちゃくちゃはかりますね!家でコーヒーを淹れるときも、ちゃんと計量します。これだけで香りが変わりますよ」

毎回計ることで、一番香り高いコーヒーを抽出するポイントを掴むことができます。面倒な作業と思わず、ぜひ試してみてくださいね。

では、よりコーヒーの“香り”を強く楽しみたい場合は、どのように淹れるのがおすすめなのでしょうか? 平岡さんによると、いくつかのコツがあるとのこと。

豆はちょっと粗めに挽いて、できれば大きさが均一になるように

豆はちょっと粗めに挽いて、できれば大きさが均一になるようにしてください。そして、通常はおおよそ85℃前後ですが、お湯の温度はちょっと高めでいいかも。香りが出やすくなります」

さらに、クリアな味わいが好きなら、余計な油分を吸収するペーパーフィルターがおすすめとのこと。やっぱりコーヒーは、好みによって、挽き方も淹れ方もさまざまなようです。

「コーヒーの淹れ方は人によってぜんぜん違いますよ。最近ぼくは、ちょっと粗めに挽いて、お湯をゆっくり入れていくという方法を試しているところです」

基本を押さえつつ、いろいろな工夫をこらせるのがコーヒーの面白いところなんですね。

密閉容器がない場合は、冷凍庫の保存でOK

密閉容器がない場合は、冷凍庫の保存でOK

平岡さんはコーヒー豆の保存にも気をつかっています。コーヒー豆の出し殻を消臭剤として再利用することがありますが、これは周りのニオイや湿気を吸着する性質を利用したもの。

コーヒー豆はニオイを吸着しやすいので、自宅でコーヒーを淹れるときには、直前に豆を挽くのが鉄板なのだそう。

自宅では密閉容器にいれて豆を保管

「自宅では密閉容器に入れて豆を保管しています。もしすぐにコーヒーを淹られない場合は、フリーザーバッグなどに入れて霜対策をしてから冷凍庫で保存してください」

また、部屋の湿度やニオイにも気をつかっているのだとか。

「湿気のこもった部屋はコーヒー豆の保存には向きません。消臭スプレーを使ったり換気をしたり、気をつけています」

コーヒーの香りを楽しむには、まず部屋のニオイを消してから

コーヒーの香りを楽しむには、まず部屋のニオイを消してから

コーヒーの“香り”を楽しむために、部屋のニオイにも気をつかっているという平岡さんに、白元アースの『ノンスメル清水香』を試してもらいました。

手にとるとさっそく、無香タイプを自身の袖口にシュッとひと吹き。

白元アースのノンスメル清水香を試してもらいました

「ほのかにアルコールの香りがしますね。それに、乾くのがすごく早い!」と平岡さん。さすが、香りに敏感です。このアルコールの香りがあるからこそ、ちゃんと除菌できているという安心感もあります。

続けて「消臭力がすごいのは本当に頼もしいです。今、バターコーヒーダイエットをしていて。朝飲むと、夜まで部屋にバターの甘い香りがこもるんです。それが悪いわけじゃないんだけど、気分をリフレッシュしたいときもあるので」

白元アースのノンスメル清水香を試してもらいました

さらに平岡さん、持ってきていた布製のコースターにも『ノンスメル清水香』を吹きかけます。

「コースターって小さくて意外と洗うのが大変なんです。これならすぐ乾くし、普段のお手入れをスプレーでできるのは助かります

白元アースのノンスメル清水香を試してもらいました

ノンスメル清水香』の消臭力・速乾性は、ホテル業界で認められていることからも分かるように折り紙付き。

さらに平岡さんは、フローラルフレッシュの香りやウッディフレッシュの香りを試して「芳香タイプのほのかな香りもいいですね」とにっこり。

コーヒーの“香り”のために、消臭スプレーは無香タイプでなくていいのでしょうか?

白元アースのノンスメル清水香を試してもらいました

「うーん…本当は無香の方がいいのかも。だけど、あんまりストイックになっても楽しめないですよね。ぼくは、リビングに柑橘系のリードディフューザーを置いていますよ。コーヒーと合いそうな香りを探してみるのも、楽しみ方のひとつだと思います」

確かに、ルールにとらわれてコーヒーを自由に楽しむ気持ちを忘れてしまったらもったいないですね。

暮らしにメリハリをつけたり、気持ちをリラックスさせてくれたりするコーヒーの“香り”。『ノンスメル清水香』で部屋の空気を整えて、暮らしを豊かにしてくれる“香り”をもっと楽しんでみませんか。

Sponsored by 白元アース株式会社

ノンスメル清水香 [白元アース]

Photographed by Yutaro Yamaguchi

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