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家は、暮らす人を映し出す鏡。部屋のしつらえやインテリア、暮らしの中で大切にしていることや愛用しているものを知ることで、「その人らしさ」や「生き方」そのものが見えてくる。「好きと暮らす」第3回目は、「本屋B&B」や「BIBLIOPHILIC」などを通して本との出会いをつくるブック・コーディネーターの内沼晋太郎さんにお話をうかがった。

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。おいしい生ビールを飲みながら新しい本との偶然の出会いを楽しめるこの場所で、内��さんは、この店の共同経営者であり、コンセプトづくりから日々のイベントの企画まで行っている。

人と本との出会いをさまざまな形でディレクションしている内沼さん。2012年7月に下北沢にオープンした「本屋B&B」は、おいしい生ビールを飲みながら新しい本との偶然の出会いを楽しめる場所だ。この店の共同経営者である内沼さんは、コンセプトづくりから日々のイベントの企画まで行っている。

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。家具屋さんが選定&リメイクした本棚に、スタッフが幅広いジャンルから選びぬいた本と雑貨が並ぶ。本好きなら何時間でも居たくなる空間には、こよなく本を愛する人ならではの「本と楽しく暮らすコツ」がつまっていた。

家具屋さんが選定&リメイクした本棚に、スタッフが幅広いジャンルから選びぬいた本と雑貨が並ぶ。本好きなら何時間でも居たくなる空間には、こよなく本を愛する人ならではの「本と楽しく暮らすコツ」がつまっていた。

かけがえのない時間を生み出す、本と音楽の出会い

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。静かなBGMと、語りかけてくるような本棚の存在感を楽しみながら、好きな本を手に取り、好きな席でうまいビールを飲む。「本屋B&B」がくれる至福の時間は、本を愛する人の日常から紡がれたもの。

静かなBGMと、語りかけてくるような本棚の存在感を楽しみながら、好きな本を手に取り、好きな席でうまいビールを飲む。「本屋B&B」がくれる至福の時間は、本を愛する人の日常から紡がれたもの。

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。「毎日音楽を聴いたり、本を読んだり、コーヒーを飲んだり……そういう時間が、現代人にとってはすごく

「毎日音楽を聴いたり、本を読んだり、コーヒーを飲んだり……そういう時間が、現代人にとってはすごく“ぜいたくな時間”になってしまっていて。でも、忙しいときほどそういう時間を持たないと、なんのために生きているのかわからなくなっちゃう。僕にもそういう時期があって、本当に気が滅入りました。それくらい僕にとっては、本や音楽とゆっくり過ごす時間が大事だし、きっと僕以外にも大事な人がいると思うんです」(内沼さん)

「自分に合う本棚」が、暮らしを変えてくれた

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。自宅にもたくさんの本があるという内沼さん。「昔はもっと大量の本があって、部屋に山積みにしてました。本に関わる仕事はしていたけれど、自分の本の扱いまでは気が回らず、山になっている本の間を歩くような感じで暮らしていました。掃除は『ロボット掃除機 ルンバ』を使っていましたが、山積みになった本の合間を潜り抜けるように掃除していました」。

自宅にもたくさんの本があるという内沼さん。「昔はもっと大量の本があって、部屋に山積みにしてました。本に関わる仕事はしていたけれど、自分の本の扱いまでは気が回らず、山になっている本の間を歩くような感じで暮らしていました。掃除は『ロボット掃除機 ルンバ』を使っていましたが、山積みになった本の合間を潜り抜けるように掃除していました」。

当時も今も、本や音楽とゆっくり過ごす時間をつくるための新しいアイデアやアイテムを積極的に取り入れている内沼さんにとって、『ルンバ』は自然な選択。しかし、うまく活用できていなかったよう。

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。そんな折、本を収集する、読む、持ち歩く、楽しむ、贈る、読書の音楽……といった「本のある素敵な暮らし」を楽しむためのアイテムを取り揃えるブランド「BIBLIOPHILIC」をプロデュースするという転機が訪れる。

そんな折、本を収集する、読む、持ち歩く、楽しむ、贈る、読書の音楽……といった「本のある素敵な暮らし」を楽しむためのアイテムを取り揃えるブランド「BIBLIOPHILIC」をプロデュースするという転機が訪れる。自分が体現できないようでは、ディレクターとは言えないな、と自分自身と本との暮らしを見直すことに。

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。まずは自身の意識を変えて、本棚に入る以上の本は持たないことに。「本のタイトルが見えていない本は、持っていないのと一緒だってわかったから」と内沼さん。それ以上は持たないことにして、何千冊もの本をデータ化。本を日常のなかで楽しむために、何気なく眺めたり読んだりする本は手元に残してデータ化しないでいる。

まずは自身の意識を変えて、本棚に入る以上の本は持たないことに。「本のタイトルが見えていない本は、持っていないのと一緒だってわかったから」と内沼さん。それ以上は持たないことにして、何千冊もの本をデータ化。本を日常のなかで楽しむために、何気なく眺めたり読んだりする本は手元に残してデータ化しないでいる。

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。本と音楽が一体となった本棚を「BIBLIOPHILIC」で企画。建築家の田中裕之氏に設計を依頼して、目に触れない本がないようにジャストな奥行きを追求。持ち物のほぼすべてを占める本とレコードが収まる仕様に。奥行きの差の部分はカウンターになっていて、斜めにせり出したDJブースにつながる。

さらに、内沼さんの生活そのものを体現するような、本と音楽が一体となった本棚を「BIBLIOPHILIC」で企画。建築家の田中裕之氏に設計を依頼して、目に触れない本がないようにジャストな奥行きを追求。持ち物のほぼすべてを占める本とレコードが収まる仕様に。奥行きの差の部分はカウンターになっていて、斜めにせり出したDJブースにつながる。カウンターでコーヒーやお酒を飲みながら読書したり、趣味の音楽を楽しんだり、レコードや画集を立てかけて飾ったり。本を中心に生活がどんどん楽しくなっていく本棚は、その大きさ以上に暮らしにうるおいを与えてくれるものだ。

「好きと暮らす」を加速してくれるアイテムも

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。本を大切にする暮らしはほかにも。「BIBLIOPHILIC」で扱うドイツの老舗メーカー「REDECKER(レデッカー)」のブックダストブラシ。やわらかいヤギ毛なので、本の天(ページ上部)に溜まった埃を、紙を傷つけずに払うことができる。

本を大切にする暮らしはほかにも。「BIBLIOPHILIC」で扱うドイツの老舗メーカー「REDECKER(レデッカー)」のブックダストブラシ。やわらかいヤギ毛なので、本の天(ページ上部)に溜まった埃を、紙を傷つけずに払うことができる。

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。見た目もシンプルで絵になるブラシは、本棚の片隅にちょっと置いておきたくなる。機能的でかつ美しい、本のある風景になじむ道具だ。

見た目もシンプルで絵になるブラシは、本棚の片隅にちょっと置いておきたくなる。機能的でかつ美しい、本のある風景になじむ道具だ。

本棚がもたらした、暮らしの新しい発見

ちょうど引っ越しと重なったこともあり、こだわりの詰まったオリジナルの本棚が入る空間を探すのに苦労したという。「本好きの人にはよくある話ですけど、物件は“壁の多さ”で選びます。リビングの窓は一面でよくて、残り二面は壁であってほしい。本を第一に暮らしを作っている感じです」と内沼さん。

本棚にすべての本を収納して床が見えるようになったことで、がぜん生き生きと働きだしたのが以前からの同居人――『ルンバ』だった。

「本の山がなくなった今は、床ができて掃除できるエリアが増えたからか『ルンバ』も気持ちよさそうで……」(内沼さん)

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。「お気に入りの棚にお気に入りの本やレコードを収めて床に物を置かなくなるし、空いた床は『ルンバ』が掃除してくれる。自分の生活に取り入れると初めて様々な発見があるんですよね」(内沼さん)

「お気に入りの棚にお気に入りの本やレコードを収めて床に物を置かなくなるし、空いた床は『ルンバ』が掃除してくれる。自分の生活に取り入れると初めて様々な発見があるんですよね」(内沼さん)

いまもバッテリーやブラシなど、部品を交換しながら何年も愛用しているという内沼さん。今回は「本屋B&B」の店内で、最高峰モデルの『ルンバ980』を試してもらった。

最新テクノロジーで、投資以上の価値を生み出せる

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。内沼さんが驚いたのは、部屋全体を効率的に掃除する『ルンバ980』の動き。カメラやセンサーなど最新技術を駆使して、まるで自分がどこを掃除しているかわかっているような賢い動きです。家具に沿ってブラシがゴミをかきだしてくれたり、椅子の脚まわりに沿ってくるっと回ったりと変わらない丁寧な動きももちろん。

内沼さんが驚いたのは、部屋全体を効率的に掃除する『ルンバ980』の動き。カメラやセンサーなど最新技術を駆使して、まるで自分がどこを掃除しているかわかっているような賢い動きだ。家具に沿ってブラシがゴミをかきだしてくれたり、椅子の脚まわりに沿ってくるっと回ったりと変わらない丁寧な動きももちろん。昔も今も『ルンバ』にはロボットメーカー「iRobot」の最新技術が詰まっている。

「裏がローラーになっていて、髪の毛がひっかからないから、日々のお手入れがさらに楽になりそうです」と内沼さん。

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。最新モデルはWi-Fiと接続できるようになり、外出先から「iRobot」のスマートフォン専用「アプリ」で操作できるようになった。手元でスケジュール管理もできるし、「掃除が終わりました」と清掃完了通知もくる。

最新モデルはWi-Fiと接続できるようになり、外出先から「iRobot」のスマートフォン専用「アプリ」で操作できるようになった。手元でスケジュール管理もできるし、「掃除が終わりました」と清掃完了通知もくる。

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。内沼さんの関心をひいたのは、部屋の地図を描いてくれる清掃レポート機能。『ルンバ980』はカメラとセンサーで部屋の特徴を把握しながら掃除を行い、複数の部屋をマッピングしていく。どれくらいの時間をかけたか、どれくらいゴミがたまりやすいかをチェックして、自分の生活スタイルを見直すことも。アプリにつなぐとルンバが自動的にアップデートされて、どんどん賢くなっていく。

内沼さんの関心をひいたのは、部屋の地図を描いてくれる清掃レポート機能。『ルンバ980』はカメラとセンサーで部屋の特徴を把握しながら掃除を行い、複数の部屋をマッピングしていく。どれくらいの時間をかけたか、どれくらいゴミがたまりやすいかをチェックして、自分の生活スタイルを見直すことも。アプリにつなぐと『ルンバ』が自動的にアップデートされて、どんどん賢くなっていく

かけがえのない時間を生み出すために

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。「買って使ってみることで、投資額以上のものを生み出せるかもしれない。だから買う。そういう選択を常にしてきている、というところはあります。自分が本の仕事をしていくなかで、新しいアイデアやインスピレーションが湧くのは本以外のところ。ほかの業界で立ち上がったサービスだったり、それこそ『ルンバ』を使っているときだったりする。そういう発見を探していくのが、僕は好きなんです」(内沼さん)

「買って使ってみることで、投資額以上のものを生み出せるかもしれない。だから買う。そういう選択を常にしてきている、というところはあります。自分が本の仕事をしていくなかで、新しいアイデアやインスピレーションが湧くのは本以外のところ。ほかの業界で立ち上がったサービスだったり、それこそ『ルンバ』を使っているときだったりする。そういう発見を探していくのが、僕は好きなんです」(内沼さん)

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。家で食事をするときや、コーヒー片手に本を読むときに聴くのは、キューバやハワイの1950~60年代の音楽や、1960年代~70年代のブラジル音楽。最新のヒップホップやロック、実験的なジャズは、移動中に聴くことがほとんどだという。「今日は夜、ロバート・グラスパーの来日ライブに行きます」と内沼さん。

家で食事をするときや、コーヒー片手に本を読むときに聴くのは、キューバやハワイの1950~60年代の音楽や、1960年代~70年代のブラジル音楽。最新のヒップホップやロック、実験的なジャズは、移動中に聴くことがほとんどだという。「今日は夜、ロバート・グラスパーの来日ライブに行きます」と内沼さん。

「本屋B&B」のブック・コーディネーター・内沼晋太郎さんインタビュー。「そういう時間を創りだすためにも、『ルンバ』を使うといいと思うんですよね」。『ルンバ』がつくる“きれいな部屋

「そういう時間を創りだすためにも、『ルンバ』を使うといいと思うんですよね」。『ルンバ』がつくる“きれいな部屋”という心地よさも、その時間を生み出す力のひとつなのだろう。

ルンバ[iRobot]

Photographed by Kenya Chiba

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