macOS SequoiaとiOS 18(現在は開発者向けベータ版)でのPasswordsアプリの登場により、Appleはすべてのパスワード、パスキー、さらには二要素認証コードを簡単に見つけてアクセスできるようにしました。

かつてはさまざまな設定アプリのメニューを経由する必要がありましたが、今ではワンクリックで済むようになりました。

デフォルトでは隠されているメニューバーリストを有効にすることで、Macのパスワードアプリをさらに便利にできます。

【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】

  • パスワードアプリを一足先に試したい人
  • アプリの動作を確認したい人

今日のワークハック:macOS Sequoiaで隠されたパスワードメニューバーリストを有効にする方法

まず、macOS Sequoiaベータ版をインストールする必要があります。ベータ版にはリスクがあるので、バックアップデバイスにインストールすることをおすすめします。

  1. まず、Macをバックアップする。
  2. その後、システム設定を開き、「一般」 > 「ソフトウェアアップデート」に移動し、「ベータアップデート」をクリック。
  3. 最新のmacOS Sequoia開発者向けベータ版を選択。
  4. 次に、アプリを開き、MacのパスワードまたはTouch IDで認証する。
  5. メニューバーから「Passwords」 > 「設定」に移動。ここで「メニューバーにパスワードを表示」オプションを有効にする。

パスワードアプリでできること

メニューバーに鍵のアイコンが表示されます。それがパスワードアプリです。

アイコンをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示されます。Touch IDまたはMacのパスワードで認証すると、すべてのパスワードのリストが表示されます。

このメニューバーアプリの素晴らしい点は、コンテキストに応じて動作することです。アプリに対応するログイン情報を自動的に見つけてくれます。

これはデスクトップアプリだけでなく、ChromeやArcなどのサードパーティのブラウザで開いているウェブサイトでも機能します。

例えば、Discordにログインしようとしている場合、Discordのログイン情報がリストのトップに表示され、簡単にパスワードをクリップボードにコピーできます。

最大の利点と欠点

Safari以外のブラウザを使用する人にとって便利なアプリになりそうです。Chromeにパスワードを保存したり、拡張機能にアクセスを許可したりしたくない人々にとって、非常に役立つでしょう。

しかし、最大の欠点は、メニューバーリストがまだ自動入力をサポートしていないことです。SafariでTouch IDを使って簡単にパスワードを認証することに慣れている場合、この点には違和感を感じるかもしれません。

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