上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0入門書の鉄板は昔の話、普通の本 誤記情報
2024年3月7日に日本でレビュー済み
結論から言うと、もう入門者・初学者に、あえてお薦めする本ではありません。
・誤記 ※対象本:初版~38版(現時点で最新)
82ページ 上から3つ目の例文
『to』が抜けているので追加
(誤)The story was told us by Lucy.
(正)The story was told 『to』 us by Lucy.
最初に見た時はシンプルでわかりやすく素晴らしかった。
実際に今でも入門者向けの鉄板になってます。
しかし増補改訂されたことで情報密度が増加。
これでは英語が苦手な人・入門者は戸惑ってしまいます。
加えて多少刷りでカラフルになったので、重要な箇所だけでなく、ほかとの区別にも色分けが使われているので、初学者や英語が苦手な人は混乱してしまいます。
おまけに変更の悪い面が一番出てくるのが、一番大事な基本五文型。
序盤ですから挫折しないか心配です。
増補して多色刷りしたのが逆効果となってしまいました。
一番言いたいのは出版社の態度です。
増補や改訂はタイトルに記載するのが常識です。
なぜ記載しないのか。
奥付には初版日と実物の発行日(38版)の記載のみ。
10年にわたるロングセラーの大ヒット本なのに、なぜ今さら誤りが見つかるのか
2022年にも訂正情報を出している。
なぜこの時に今回の誤りがわからなかったのか。
※補足 2022年の訂正情報(初版~33版)
・152ページ 脚注最終文
(誤)it is read
(正)the book is read
・189ページ 脚注(参考)の※1
(誤)母音字(= a,b,c,d,e)
(正)母音字(= a,i,u,e,o)