AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスを所持しているという通知が表示された場合の対処法

AirTag があれば、鍵やお財布、ハンドバックやリュック、旅行かばんなど、持ち物がどこにあるのか簡単に探せます。AirTag は iPhone または iPad で設定をして持ち物に取り付けておくだけで「探す」アプリの「持ち物を探す」タブに表示されるようになります。

AirTag、「探す」ネットワーク対応アクセサリプログラムを通じて「探す」に対応しているデバイス、一部モデルの AirPod (AirPods (第 3 世代)、AirPods Pro、AirPods Max) は、「探す」ネットワークを利用して、持ち物がどこにあるかを追跡し、見つけ出してくれます*。対応している持ち物を設定すれば、「探す」アプリの「デバイスを探す」タブや「持ち物を探す」タブに表示されるようになります。

AirTag、AirPods、その他の「探す」ネットワーク対応アクセサリには、迷惑な追跡を防止する仕組みもあります。これらの製品は、人の行動を監視したり、自分のものではない持ち物の場所を特定したりする目的で使うべきではありません。これらの製品を悪用し、相手の承諾を得ずに人を追跡した場合、世界の多くの国や地域で犯罪となります。人をつけ狙う違法行為に AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリが悪用されたことが判明した場合、法執行機関は捜査に役立てるため、Apple に情報の開示を求めることができます。

AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリはプライバシーに配慮して作られていて、大事な持ち物の紛失防止に利用している間もプライバシーを守ってくれます。これらのアクセサリには一意の Bluetooth ID が割り振られ、��の ID は頻繁に変わります。「探す」ネットワークはエンドツーエンドの暗号化を採用し、プライバシーにも配慮しています。

Learn more about Find My and Privacy

Bluetooth 位置情報追跡デバイスの誤用をさらに阻止するため、Apple と Google は協力して業界仕様を作成し、そのようなデバイスが知らないうちにユーザを追跡するために使用されている場合に、iOS と Android の両方でユーザに通知できるようにしました。これにより、持ち物の追跡を支援する目的で設計されたデバイスの誤用を減らすことができます。

対応している Bluetooth 位置追跡デバイスの追跡通知には、iOS 17.5 以降および iPadOS 17.5 以降が必要です。

迷惑な追跡

持ち主の手元を離れた AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスをしばらくの間あなたが持ち歩いていることがわかると、2 通りのうちいずれかの方法で通知が届きます。これらは、相手に気づかれないように人の居場所を把握しようとする行為を阻止するための専用の機能です。

  1. iPhone または iPad をお持ちの場合は、それらの Apple 製デバイスに「探す」の通知が届きます。この機能は、iOS または iPadOS 14.5 以降で使えます。通知を受け取るには、以下の設定をしておいてください。

    • 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」の順に選択し、「位置情報サービス」をオンにします。

    • 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」>「システムサービス」の順に選択します。「iPhone を探す」をオンにします。

    • 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」>「システムサービス」の順に選択します。自宅など、特定の場所に着いたときに通知してもらうには、「利用頻度の高い場所」をオンにします。

    • 「設定」>「Bluetooth」の順に選択し、「Bluetooth」をオンにします。

    • 「設定」>「通知」>「トラッキング通知」の順に選択し、「通知を許可」をオンにします。

    • 機内モードをオフにします。デバイスが機内モードの場合は、トラッキング通知は受信しません。

  2. AirTag、AirPods Pro (第 2 世代) の充電ケース、「探す」ネットワーク対応のアクセサリは、持ち主の手元を離れてしばらく経つと、動いたときに音が鳴り始めます。

知らない AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスが見つかったら、以下の手順でそのアクセサリやデバイスについて調べて、探し出し、無効にしましょう。

通知が表示される場合

以下のいずれかの通知が iPhone または iPad で表示された場合は、「探す」ネットワークに対応した持ち物または対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスをあなたが持ち運んでいて、本来の持ち主がその位置情報を確認できる可能性があります。

可能性としては、借りたものに AirTag や「探す」ネットワーク対応アクセサリが付いていたり、ほかの人の AirPods を借りている場合にこの通知が表示されたりすることが考えられます。AirTag や「探す」ネットワークに対応したその他の持ち物をファミリー共有グループのメンバーから借りる場合は、その持ち物について 1 日または無期限で通知を停止できます。

持ち主の手元を離れた AirTag をしばらく持ち歩いていることがわかった場合、または、iPhone のスリープが解除されていて、持ち主の手元を離れてしばらく経った AirTag が動いたことを知らせる音が鳴った場合は、「AirTag はあなたと一緒に移動しています」という通知が表示されます。

Image Alt Text

「探す」では、AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスをあなたが持ち歩いていることが判明した地点が地図上に表示されます。赤い丸印は、知らない持ち物があなたの iPhone または iPad の近くで検出された地点を示しています。赤い丸印をつなぐ点線をたどれば、あなたが持ち物を持ち歩いている地点の検出順序がわかります。赤い丸印が表示されているからといって、持ち物の所有者がその位置を確認したかどうかはわかりません。

Image Alt Text

持ち主の手元を離れた AirPods をしばらく持ち歩いていることがわかると、「AirPods を検出」「AirPods Pro を検出」「AirPods Max を検出」のいずれかの通知が表示されます。

Image Alt Text

持ち主の手元を離れた「探す」ネットワーク対応アクセサリまたは対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスをしばらく持ち歩いていることがわかると、「"製品名" はあなたと一緒に移動しています」("製品名" は検出された「探す」ネットワーク対応アクセサリまたは対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスの名前) という通知が表示されます。

AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスが検出されたものの、「探す」アプリからそのアクセサリやデバイス、サーバにその時点で接続できない場合は、「不明な持ち物が検出されました」という通知が表示されます。この通知は、AirTag ではなく、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスが近くで検出されたときにだけ表示されます。たとえば、AirPods を人から借りている場合や、友達や家族が AirPods を置き忘れていった場合が考えられます。

知らない AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスを見つける

AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスを所持しているという通知が表示された場合は、以下の手順にそってそのアクセサリやデバイスを探してください。まず、「探す」アプリで、その不明アクセサリで音を鳴らせるかどうかを確認しましょう。

  1. 通知をタップします。

  2. 「続ける」をタップして、「サウンドを再生」をタップします。

  3. 音が聞こえるか、耳を澄ませます。持ち物がなかなか見つからない場合は、もう一度音を鳴らせます。

サウンドを再生するオプションが使えなくなっている場合は、その持ち物が近くからなくなっているか、一晩中近くにあったせいでその ID が変わってしまっている可能性が考えられます。「探す」はこの ID を使って、持ち歩いているのが同じ持ち物かどうかを判断しています。持ち物が持ち主の近くにある場合にも、サウンドは再生できません。

不明アクセサリが AirTag であり、お使いの iPhone が超広帯域無線に対応している場合は、「探す この周辺」をタップして、「正確な場所を見つける」機能を使って不明な AirTag を探すこともできます。

  1. 通知をタップします。

  2. 「続ける」をタップし、「探す この周辺」をタップします。

  3. 画面の案内に従って、iPhone が不明な AirTag に接続されるまで、周辺を動き回ります。

  4. iPhone に不明な AirTag までの距離と方向が表示されます。その情報を頼りに動けば不明な AirTag に近付き、最終的には見つかります。

    • AirTag が iPhone の Bluetooth の通信範囲内にあれば、サウンド再生のボタンNo alt supplied for Image をタップして、AirTag で音を鳴らせます。

    • iPhone に「もっと明るさが必要です」と表示される場合は、フラッシュライトをオンにするボタンNo alt supplied for Image をタップします。

  5. 完了したら、完了ボタンNo alt supplied for Image をタップします。

サウンドを再生するオプションを使えない場合、音が聞こえない場合、または「正確な場所を見つける」機能で持ち物を探せない場合、それでも持ち物が近くにあるはずだと思うときは、自分の持ち物の中から自力で探し出してください。身に着けているものや、自分の持ち物の中でそのデバイスが入っていそうなものを確認しましょう。上着のポケットやカバンの外ポケ���ト、車の中など、普段あまり確認しない持ち物の中に入っているかもしれません。そのデバイスを見つけることができず、身の危険を感じるときは、安全な公共の場に出かけ、警察に届け出てください。

AirTag、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスで音が鳴るのが聞こえた場合

AirTag、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスは持ち主の手元から離れてしばらく経つと、近くにいる人に知らせるため、動いた時点で音が鳴ります。

AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスの情報を調べる/無効にする

知らない AirTag が見つかったら、以下の手順にそって、その情報を確認するか、無効にすることができます。

  1. AirTag が見つかったら、iPhone または NFC 対応のスマートフォンを AirTag の白い面にかざし、通知が表示されるまで、そのままにします。

  2. 通知をタップします。AirTag に関する情報 (シリアル番号、登録者の電話番号の下 4 桁など) を表示する Web サイトが開きます。この情報から、持ち主が知っている人かどうかを確認できます。この情報をスクリーンショットに撮っておけば、記録しておけます。

    Image Alt Text
  3. 持ち主が AirTag を紛失物として指定している場合は、持ち主への連絡方法を記載したメッセージが表示されることがあります。

持ち主の手元から離れた AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスについて調べるには、「持ち物を探す」タブの一番下までスクロールし、「見つかった持ち物を識別」をタップします。

通知が届いた AirTag、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスをすべてまとめたリストを見る必要がある場合は、iPhone または iPad で「探す」アプリを開きます。「持ち物を探す」をタップします。一番下までスクロールし、「あなたが所持中の見つかった持ち物」をタップします。直近の迷惑な追跡通知の表示対象となった持ち物がリストにまとめて表示されます。サウンドを再生するオプションが使えなくなっている場合は、その持ち物が近くからなくなっているか、持ち主の近くにあるか、一晩中近くにあったせいでその ID が変わってしまっている可能性が考えられます。

Image Alt Text

AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置共有デバイスを無効にして、その位置情報の共有を停止するには、「無効にする手順」をタップして、画面の案内に従います。AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ、対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスが無効になった後は、持ち主がその最新の位置情報を入手できなくなります。その持ち物については、迷惑な追跡に関する通知も届かなくなります。

Image Alt Text

対応している Bluetooth 位置情報追跡デバイスを無効にする手順や追加情報は、それぞれのファインダーネットワークから提供されており、Apple が認定したものではありません。製品の画像、手順、説明は、提供されていない場合や、一部言語にのみ対応している場合があります。

身の危険を感じるときは、現地の法執行機関 (警察) にご相談ください。法執行機関は、該当する持ち物に関する情報の開示を Apple に求めることができます。AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリ本体と、そのデバイスのシリアル番号の提示を求められる場合があります。

ご自分のデバイスで「探す」ネットワークを無効にする、Bluetooth を無効にする、iPhone で位置情報サービスを無効にするなどしても、AirTag、AirPods、「探す」ネットワーク対応アクセサリの持ち主がその AirTag やアクセサリの位置情報を確認できないよう防ぐことはできません。上記の手順にそって、持ち物を無効にする必要があります。

近くにある AirTag や「探す」ネットワーク対応アクセサリを Android デバイスで調べる

Android デバイスをお使いの場合は、Google Play ストアからトラッカー検出アプリをダウンロードできます。Apple の「探す」ネットワーク対応のアイテムトラッカー (スマートタグ) が持ち主の手元から離れている場合に、トラッカー検出は Bluetooth の通信範囲内でそうしたアイテムトラッカーを検知します。検知対象は、AirTag や「探す」ネットワーク対応のアイテムトラッカーです。誰かが AirTag や別のアイテムトラッカーを使ってあなたの位置情報を追跡していると思う場合は、スキャンして探してみることができます。このアプリで 10 分以内に AirTag や「探す」対応のアイテムトラッカーが近くにあることが検知されたら、音を鳴らして、どこにあるのか探せます。

Google Play にアクセスしてトラッカー検出アプリをダウンロード

関連資料

身の危険を感じる場合は、以下の補足資料をお役立てください。

*「探す」ネットワークは韓国ではサポートされていません。

Apple が製造していない製品に関する情報や、Apple が管理または検証していない個々の Web サイトについては、推奨や承認なしで提供されています。Apple は他社の Web サイトや製品の選択、性能、使用に関しては一切責任を負いません。Apple は他社の Web サイトの正確性や信頼性についてはいかなる表明もいたしません。詳しくは各メーカーや開発元にお問い合わせください。

公開日: