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公開天文台基礎調査について -今を見つめ直す-

公開天文台基礎調査について -今を見つめ直す-

日本公開天文台協会「第18回全国大会(東京大会)」にて発表したスライドです。
※一部削除している項目があります。

発表内容は報告者個人の見解に基づくものであり、発表者が所属する組織の公式見解ではございません。
また、内容に誤りがある可能性があります。ご了承の上閲覧ください。

発表について
https://www.koukaitenmondai.jp/convention/2024_tokyo/tokyo2024.html

Tatsuki Yonezawa

July 01, 2024
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Transcript

  1. チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 米澤 樹(よねざわ たつき) • 2021年4月-みさと天文台にて勤務 • 2022年1月

    JAPOSへ入会 • 2022年 公開天文台白書2018 編集 • 2023年8月 JAPOS 理事 • 調査研究委員会 • サーバー維持管理委員会 • 公開天文台100周年記念事業委員会 • 公開天文台100周年調査・編纂WG • 公式ロゴマーク制作委員会 • 2024年4月- 和歌山大学大学院 観光学研究科(専門職)観光地域マネジメント専攻
  2. チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 各種調査の棲み分け • 最も網羅的に実施す る調査 • 要覧や基礎調査での 設問も含む

    • 5年ごとの調査を目 指す • 設問数が多く、回答、 集計、分析にコスト がかかる • 基本情報をまとめ たデータベース的な 資料 • 公開天文台一覧 • 「公開天文台とは何 か」が付きまとう • 毎年継続して行う ため経年変化を知 る資料 • 継続のため最低限 の調査項目 白書 要覧 基礎調査
  3. チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン���:終わり 公開天文台に関する調査 実施年 対象数 回答数 名前 発行・報告年 1991

    27 23 - 1991 1991 120 110 公共天文台要覧1992年版 1992 1993 124 公共天文台要覧1993年度版 1993 1997 208 146 公共天文台要覧1997年度版 1998 2006 412 256 公開天文台白書2006 2007 2018 360 198 公開天文台白書2018 2023 2023 - 41 公開天文台要覧2024年度版(仮) 2024 2023 - 65 公開天文台基礎調査2024 2024
  4. チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり スケジュール 調査 JAPOS 総会 発表 公開 2月-3月

    6月 分析 5月 発表資料 公開資料作成 結果 まとめ 4月 調査項目 検討
  5. チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 集計結果 • 有効回答数 62館が回答 • 回答率 31%

    ※白書2018を100%とする • 郵送等で再調査が必要 • 回答できなかった理由を探る 必要がある(時期?設問?) • 来年度までに改善 回答施設の施設種別(n=62)
  6. チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 観望会参加者数の推移 夜間観望会の年間参加人数の推移(n=34) 2006 2018 2023 中央値 1,340

    1,460 1,668 平均値 2,551 3,152 3,036 最大値 11,000 13,954 14,516 最小値 210 195 0 総数 86,744 107,166 103,211 白書2006、2018、調査2024 すべて回答している34館 中央値は上がり続けている =>参加者の少ない一部の館が かんばっている!!
  7. チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 今後について • 改訂版のための調査を実 施したい。 • 調査対象の選定が必要 •

    要覧をもとに選定 「公開天文台とは何か」を決 めないと調査対象も決まら ない • 各種入手資料をWEB公 開を進める • スキャンを実施していく 予定 • 来年も基礎調査を実施 • 調査方法を回答者負担 と集計者負担を踏まえ 改善 • 調査した内容を基に研 究を行っていく 公開天文台白書 資料収集・公開 各種調査・研究 今後とも皆様のご助言、ご指導、ご活用をお待ちしております!!