恋愛脳なの… 約1割が「好きな人」が手に入るなら失ってもいいと思うもの
好きな人が大切な気持ちは理解できるけれど、できれば他のことも…。
好きな人ができれば、その人を手に入れたいと思うのは自然なことなのかもしれない。しかし恋愛のために他を犠牲にすることには、反対する意見も多いようだ。
■約1割「好きな人が手に入るなら…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女622名を対象に実施した調査では、全体で11.7%が「好きな人が手に入るなら他はすべて失ってもいいと思う」と回答した。
好きな人が手に入っても、他を失っては意味がないと考える人が多いようだ。
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■恋愛のせいで留年
大学時代からの友人のエピソードを語ってくれた30代男性は、「友人は大学で出会った彼女に夢中になり、学業や友人関係を後回しにするようになったんです。最初は私たちも彼の恋愛を応援していたんですが、次第に授業に来なくなったり、友人との約束を守らなかったりするようになりました」と当時を振り返る。
あきれながらも彼の選択は受け入れているようで、「彼は結局、単位が足りず留年してしまいましたが、それでも彼女との関係は続いていました。彼にとっては、それだけ彼女が大切だったんでしょうね」と続けた。
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■仕事と恋愛の両立
好きな人のために仕事を減らした経験のある40代女性は、「私は昔、仕事に全力を注いでいたのですが、そんなときに恋に落ちました。相手は束縛が激しいタイプで、その人と一緒にいるために正社員からバイトになることを決断したんです。周囲の人からは反対もありましたが、私にとってその人との時間は何よりも貴重だったので…」と語る。
最終的にその人と結婚したようだが、「ただあの選択が正しかったのかは、自分でもわかりません」と話していた。
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■別れたときに失うもの
一方で、恋愛のためにすべて犠牲にすることに反対する40代女性は、「若い頃、恋愛にすべてを捧げる友人を見てきましたが、結局その関係がうまくいかなくな���と彼女たちは多くのものを失っていました。私は恋愛も大切ですが、仕事や趣味、友人関係も大事にするべきだと思います」と自分の意見を述べた。
恋愛がうまくいかなくても他の支えがあれば立ち直れると考えているようで、「バランスを保ちながら生きることで、もし恋愛が終わっても他に支えとなるものが残りますからね」とも話す。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
方法:インターネットリサーチ
2024年5月9日~2024年5月16日
調査対象:全国10代~60代の男女622名