パリ2024オリンピック競技大会
ステージ

アンドル

ステージ 17

Nohant-Vic, domaine de George Sand, haut lieu du romantisme

写真: Charly Pirot

オリンピック聖火リレーのルート

ル・ブラン
クジオン > バライズ
ラ・シャトル
ブザンセ
イスーダン
ヴァランセ
デオル > シャトールー

ステージ概要

アンドルは、昔から変わらない本物の美しさをもつフランス中部の県である。5月27日月曜日、オリンピック聖火がアンドルを訪れることによって、その魅力が世界に発信されることだろう。聖火はクレーズ川によって隔てられた小さくて趣のある町ル・ブランから旅に出発する。そこから、新しく建設されたヒマラヤ式の吊り橋を渡ってクジオンからバライズへと進む。さらに、聖火は19世紀の終わりに設立されたジョルジュ・サンド美術館で知られるラ・シャトルに向かう。「7つの橋の町」として知られるブザンセ、歴史的な中心街と1195年にリチャード獅子心王によって建てられた白い塔で有名なイスーダンに進んだ後、聖火はこの日のハイライトのひとつであるルネサンス時代のヴァランセ城の中庭と庭園を巡る。そして最後に、聖火はアンドルでの終着地であるシャトールーに到着し、この日の旅を締めくくる。

シャトールーでの祝賀

写真: Benjamin Steimes

シャンパーニュ・ベリションヌの中心部にあるシャトールーは、中世の雰囲気が漂う町である。オリンピック聖火リレーは、16世紀に建てられた聖ヤコブの道の重要な場所であるデオルのノートルダム修道院から始まり、アンドルでの旅をシャトールーで終えるまでに千年の歴史と多くの魅力を堪能する。聖火は、10世紀からシャトールーを見下ろしてきたラウール城の周辺の町の中心部を巡る。ロマネスク様式とビザンチン様式の調和のとれた建築物であり、驚異的な50メートルの高さの時計塔が際立つノートルダム教会を通過した後、夜には県立スポーツセンターに到着してその日の旅を終える。7.5ヘクタールのこの多目的複合施設は、スポーツや学校活動が盛んで、スポーツとオリンピックの価値を祝う上では理想的な会場となるだろう。

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