新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（７／５～７／７）

   【新華社北京７月８日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、７月５～７日のニュースをお届けします。

   １．中国、衛星「天絵５号０２組」の打ち上げに成功

   中国は５日午前６時４９分（日本時間同７時４９分）、衛星「天絵５号０２組」を搭載した運搬ロケット「長征６号改」を山西省の太原衛星発射センターから打ち上げました。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。

   ２．上海で世界ＡＩ大会

   中国上海市で４日、２０２４世界人工知能（ＡＩ）大会・ＡＩグローバルガバナンスハイレベル会議が開幕しました。大会は主に会議・フォーラム、展覧・展示、コンテスト、スマート体験の４セクションで構成されます。ＡＩの倫理・ガバナンスや大規模モデル、データ、演算能力、科学インテリジェンス、新産業化、自動運転、投融資、教育・人材など重要なテーマを議論し、社会に貢献するＡＩ、国際協力、共同統治・共有という価値志向を全面的に体現します。

   ３．洞庭湖の堤防決壊現場で続く救助活動　中国湖南省

   中国湖南省岳陽市華容県で５日、洞庭湖の堤防が決壊したことを受け、地元政府と関連部門は速やかに措置を講じ、地域住民の避難を進めました。各地から支援が集まり、消防、武装警察、民兵部隊が堤防の補強や救援物資の輸送を懸命に行い、人々の生命と財産の安全を確保しています。

   ４．西部陸海新ルートの越境トラック路線、１９カ国に広がる

   中国重慶市政府新聞（報道）弁公室は３日、中国西部地域と東南アジア諸国を結ぶ陸海複合輸送ルート「西部陸海新ルート」の道路輸送を担う越境トラック路線がシンガポール、ベトナム、ラオス、カザフスタン、ドイツなど１９カ国に広がったと明らかにしました。越境トラックは定期的に運行しており、１～５月の運行本数は１４９１本、貨物輸送量は約２万６９００トンに上りました。

   ５．北京で画家・黄永玉氏の作品展　晩年の１６０点展示

   中国北京市の中国美術館でこのほど、昨年９９歳で死去した画家、黄永玉（こう・えいぎょく）氏の晩年の作品約１６０点を集めた「黄永玉新作展」が始まりました。黄氏は美術教育者としても活躍し、中央美術学院の教授を務めました。会期は１１日までです。

   ６．外国人が中国伝統の「漆扇」作りを体験　海南省海口市

   中国海南省海口市で６日、パキスタンやフィリピン、カメルーンなど外国の人々がうちわや扇子に模様を施す「漆扇」作りを体験、中国伝統文化の魅力を味わいました。

   ７．中国、シリアにソーラー街路灯を寄贈

   シリアの首都ダマスカスで３日夜、中国が寄贈したソーラー街路灯の引き渡し式があり、中国の史宏微（し・こうび）駐シリア大使、シリア計画・国際協力庁のハリル長官らが出席しました。

   ８．南寧－プーケット直行便が就航

   中国広西チワン族自治区南寧市とタイのプーケットを結ぶ直行便が１日、運航を始めました。海南航空傘下の航空会社、広西北部湾航空が毎日１便運航します。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。