ニコラス・ケイジ、娯楽大作への復帰を前向きに考えていると語る

「この話をしている今も検討しているところです」

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俳優のニコラス・ケイジは、いわゆる娯楽大作的な映画やドラマシリーズの世界へ戻ることにも前向きなようだ。ただし、自身の興味としては、人間の個人的な物語により強く惹かれると語っている。

The New Yorkerのインタビューでケイジは、人々に影響を与え、人間の精神を描いた映画を撮ることに最も興味があると述べ、次のように語った。「人々が苦難や喜びを経験しているのを見て共感したり、自分の孤独感を減らすような何かを見つけたりしたいんです」

「1億ドルのSFに興味はありません。SFは好きだけど、必ずしもスペクタクルを求めて映画に行くわけではないですから」

とはいえ、Prime Videoの「スパイダーマン・ノワール」の実写ドラマシリーズに主演予定であることからもわかるように、大作映画やテレビ番組へ出演しないわけではないと明言している。

「だからといってアドベンチャー映画には出ないとか、もっと娯楽的な何かをやらないという意味ではありません」とケイジは言う。「この話をしている今も検討しているところです。ただ、私に映画俳優になりたいと思わせたのは、エリア・カザンの作品や『レイジング・ブル』のような、人生の問題と闘う人々を描いた映画ですからね」

Nicolas Cage. Photo by Neilson Barnard/Getty Images.
ニコラス・ケイジ。Photo by Neilson Barnard/Getty Images.

ケイジは、ワイルドで突飛な役から思慮深い役までさまざま��キャラクターを演じ、俳優として驚くほど多彩なキャリアを築いてきた。声優としてアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』などに参加してもいるが、本人の言う娯楽大作としては、2012年の『ゴーストライダー2』や2010年の『キック・アス』への出演が最近のものと言えるかもしれない。

2023年12月には、「あと3、4本の映画しか出演できないかもしれない」と発言していたため、今後もさらに複数のプロジェクトに参加する可能性があるとほのめかしたことは、ケイジの引退を心配しているファンにとっては朗報となったのではないだろうか。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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マッシブ・タレント

2023年3月24日