“恐竜”のナイトパレード「恐竜大夜行」が9月27日(金)、28日(土)に東京国立博物館(上野公園)中庭で開催

ギガノトサウルス(左)とティラノサウルスに挟まれるON-ART金丸賀也代表取締役(中央右)と東京国立博物館 浅見龍介副館長

東京国立博物館(上野公園)本館前の中庭を、超リアルな恐竜型メカニカルスーツ約20頭がナイトパレードする「恐竜大夜行」が今年927()28()の2日間行われことになりました。同博物館などが78日発表しました。

ギガノトサウルス(左)とティラノサウルス

 2022~23年、同博物館で開かれた展覧会「150年後の国宝展」に、株式会社ON-ART(東京立川市、代表取締役・金丸賀也)が開発した恐竜型メカニカルスーツ「DINO TECHNE」と、独自の演出手法で恐竜があたかも生きているかのような世界観を体感できる「DINO-A-LIVE」が参加。150年後の国宝候補となったことから、ON-ART代表取締役の金丸さんらが、東京国立博物館の魅力を世界に発信する「東博アンバサダー」に任命されました。

 今回はアンバサダーとして、「DINO-A-LIVE」のインパクトあるビジュアルと体験で、日本の高度なものづくりの素晴らしさや、ものづくり文化の粋が集まった東京国立博物館の魅力を世界に発信するプロジェクトとなります。

「恐竜大夜行」は、妖怪や鬼たちが、人々が寝静まった夜中に繰り広げる大行列の「百鬼夜行」から着想した、新しい夜のパレードです。

報道陣に迫るティラノサウルス

 記者発表会には、一足早くティラノサウルスとギガノトサウルスが登場し、会場内を練り歩きました。体を回転させて長いしっぽを振り回したり、大きな雄たけびをあげたりしたほか、報道陣にかみつきそうになるなど、大迫力でした。 

金丸代表取締役は、「DINO-A-LIVEには最先端の素材や技術、匠の技がたくさん使われています。日本のものづくりを、世界に発信するお手伝いができれば」と話しました。 

屋外で行われるため、悪天候の場合は内容の変更や中止となる場合もあります。チケットは8月初旬に発売予定です。 (美術展ナビ編集班・若水浩

◆詳しくは、恐竜大夜行WEBサイト
https://www.dino-a-live.jp/daiyakou/index.html