上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0機能は必要十分。場合によって付属のマニュアルでは不足かも
2024年7月17日に日本でレビュー済み
我が家は木造スレート2階建ての戸建てなのですが、ルーターや無線LAN親機を設置可能なのは2階のリビングのみ。加えて図面上では部屋の端に設置となるため、対角線上となる1階最奥の部屋や風呂場などではWi-Fiがギリギリ繋がるか否かという状況でした。
繋げる周波数帯を2.4Ghzにすることや無線出力を最大にすること、アナライザーで確認した上で干渉しないチャンネルに固定するなど試しましたが状況は変わらず。
ビームフォーミングを謳っている無線LAN親機にすることや、より出力の強い製品に変えるなどズレた対策を考えておりましたが、ふと中継機と検索したことで出てきた本製品を購入。
結果としては環境が安定することとなり、安価に改善出来たことから大変満足しております。
当たり前ですが、本製品では5Ghz帯も2.4Ghz帯も両方とも使用可能。接続元となる親機の帯域は問いませんでした。 1階最奥の部屋はペット専用の部屋としており、見守りカメラを始め2.4Ghz帯でないと使用不可の製品も多く、自身のスマホだけでなくこれらも纒めて環境改善とする事ができました。
ただ今でこそ安定していますがマニュアルに従って設定完了した後、数日間自宅内の色々な機器のWi-Fi接続が安定しない日があったため、その内容について記述します。
付属のマニュアルでは接続元の無線LAN親機がWPSに対応している場合はボタン操作で簡単接続とされていましたが、これを無視して直接設定したものになります。
初回起動後、マニュアルに従い本機から発信されるセットアップ専用のSSIDにスマホで接続。これまたマニュアルに従い本機のIPアドレスをブラウザから叩いて接続、記載のIDとPWでログイン後、設定画面上から自宅内に飛んでいる既存のSSIDを指定し接続PWを入れることで、接続元のSSIDに本機が接続された状態に。
あとはスマホ等を本機から発信されるSSID(セットアップ用とは別)に接続するだけ……
ではあるのですが後々になってもう一度本機の設定を確認したところ、本機からは「本機独自のSSID」と「接続元の無線LAN親機と同じ名称のSSID」が発信される設定になっていました。
恐らくは移動元でも移動先でも、同じSSIDで快適に使用出来るようローミングを意識した設定だったのかもしれないですが、
我が家は元々1階のエリア全てでWi-Fi使用不可では無かった���とや、繋がり辛いというだけで1階最奥部屋や風呂場では全くWi-Fiに繋がらないというわけでは無かったため、自宅内の無線接続機器が元々設置の親機に繋がっていたり、新規に設置した本機に繋がっていたり…と無駄に安定しない環境になってしまいました。
気付いて以降は本機から発信されるSSIDを本機専用の任意の値とPWに変更し、風呂場と1階最奥部屋で固定設置の既存機器は本機に、スマホなど移動前提の機器は原則として一番近しい方のSSIDに繋がるようになり、変に接続が途切れてしまう機器は無くなりました。
初回起動後にWPSで接続した場合の挙動は不明ですが、少なくとも��の環境では前述の通りの望まぬ設定になっていたため、購入後安定しない場合は一度本機自体にログインして設定を確認することをオススメします。
なおセットアップ完了後は、余程自宅内で特殊な設定をしていない限り本機にはDHCPからIPアドレスが払い出されてしまうのでマニュアル通りの初期IPアドレス指定ではアクセス不可になりますが、Buffalo公式が提供しているAirStationのアプリを使えば同一セグメント内のBuffalo製品を簡単に特定して設定画面に入れますので、参考までにご確認ください。