上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0まとめ方に文句はあるが、それでも星5をつける価値がある
2024年7月17日に日本でレビュー済み
3dcgのポージングの参考とするために購入しました。
この本はたぶん筆者の言おうとしていることを必死に補完しながら読まなければいけないのかなというのが正直な感想です。文字で見るだけではよくわからないので、そういうポーズをとってみて、肩の高さや腰の高さ、どこに力が入っているか、など確認しながら使うといいと思います。
一番キモになる第一章はもう少しなんとかなったのではと思います。ABCなどのネーミングは最低だと思います。
何かを分類する上では、意味を理解しやすい名前をつけることが重要ですが、そこに対して気を使ってないのは本当に酷いと思います。
Aは「反らし安定」、Bは「前屈安定」、Cは「立ち直り安定」D「対称安定」N「不安定」と安易につけるだけでも遥かに理解しやすかったのではないでしょうか。
ここからは私の勘違い、理解不足かもしれませんが、AとCは基本的には同じではないんでしょうか。背骨を後ろにそらす「A」もわずかながらバランスが崩れていて、立ち直りにより安定させている状態だと思うんですけど、違いますかね。
まとめると、基本的に人間には立ち直りという反応があり、右側の腰が上がれば、左側の肩が上がる。空中、片足をあげる、体を後ろにそらす、などの動作で顕著である。
前屈で安定したポーズをとる場合(B、前屈安定、武道の構えなどや衝撃に備える動作の時の力が入ったポーズ)や左右対称で捻りのない場合(D)は起こらない、と考える方がシンプルではないですか。
わかりにくいまとめ方だと感じましたが、それぞれの法則自体は非常に納得のいくものでした。
B(前屈安定)の状態で体を安定させようとすると同じ側の肩と腰が上がる、
N(不安定)ポーズの作り方、手首は自然な状態では少し小指側に曲がっている、
肘の近い方にお尻がくるよう背骨を曲げると自然、など言われてみれば、というポイントがいくつもありました。
本書には関係ないですが、質の悪いレビューが多すぎる気がします。