上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0人生で使う事が出来る「残り時間」が、数字やカレンダーで鮮明に見えるようになる問いとワークブック
2021年7月3日に日本でレビュー済み
自分の人生について
誰もが一度は考えた事があると思います。
年齢が上がれば上がる程、考える回数も多いでしょうか?
もしくは若い時から
将来や夢を見つけるために何度も考えるのでしょうか。
本書を手に取り、まず圧巻だったのが
巻末ページにギッシリと入った
1930年~2131年までの200年間ものカレンダーです。
人がロボットにでも生まれ変わり
永遠に生きられるようにならない限りは
必ずこのページの中のどこかに
「生まれた日」と
自分が「この世から去る日」が含まれています。
つまり目に見えて
自分の人生の長さが、この時点で分かります。
本書内では1つ1つ、そのカレンダーを活用していきながら
自分の人生を見つめ直す問いと共に
振り返ったり、これから望む事を考え直したりなど
自分の人生を俯瞰(ふかん)していきます。
中でも印象深かったワークの1つに
自分に残された時間の目安が、24時間の時計に例えた時
今が何時何分を指すのか?というワークでした。
若い方であれば午前中、中年の方であればお昼から午後くらい
といったように1日の時間に例えることで
「人生の残り時間」が大変明確に感覚的にも伝わって来ました。
その他にも
たくさんのワークがありますので、自分の人生を見つめ直したり
将来を考えて振り返ってみようかな?など考えておられる方は
本書のワークをこなす事で
今までの自分にも出会えますし、
自分の中の正直な気持ちや想いにも気づく事が出来るでしょう。
誰しもが望む事かと思いますが、一度きりの人生
「やっぱり後悔はしたくありません。」
でも、何をしたら良いのかも
わからなかったりもするかと思います。
そういった方には
ぜひ、本書を手に取ってみて頂き
自分だけの人生カレンダーをつくり
自分の人生と残りの時間に
向き合ってみては、いかがでしょうか。
私としては、本当に自分の人生を
振り返り、見つめ直す
とても良い機会になりましたし、また
人生の残り時間の把握にも、とても役立ちました。
今後も
自分の未来や選択に迷った時には
定期的に見直し返したなと思えた一冊でした。