カスタマーレビュー

2024年6月16日に日本でレビュー済み
太平洋戦争末期にAIやスマホ世代の少女がタイムスリップして恋した人が特攻隊員という作品でした。
かなりの話題作品でしたので、それなりに心して観ました。
自分の亡き父は昭和45年に予科練に志願して入隊しましたが戦死することなく一生を終えました。亡き母は10才の頃に終戦の夏に空襲に合い祖母と二���焼夷弾の降る中を逃げ惑い夜明けには街一望が焼け野原だったということを数えきれないほど体験談を聞かされました。自分にとっての戦争は身近な話であり、出来事なのです。
 タイムスリップした百合さん以外の人々は戦争を忠実に表現されていらしたので大変良かったと思います。
 この作品において本当に現代の若者たちが理解できたのでしょうか?甚だ疑問が残りました。戦争の悲惨さや人間の心や思考までも蝕んでしまうことをこのような形として作品にされたことに自分は苦しくさえなりました。
 タイムスリップとしてでない作品ならばと・・・。
多くの方々が涙し戦争を知らない10代、20代にも理解してもらいたいという作品としてしか写りませんでした。
 涙さえでませんでした。戦後78年目の作品としては自分の心に響くものではなかったことがとても残念です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート 常設リンク